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福祉・介護・教育現場向けのゲーミフィケーションテクノロジー「TANO」を開発・提供する「TANOTECH」が資金調達

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2023年6月12日、TANOTECH株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、ライオン株式会社です。

TANOTECHは、非接触・非装着型モーショントレーニングツール「TANO」を開発・提供しています。

「TANO」は、モーションセンサーを利用した福祉・介護・教育現場向けのゲーミフィケーションテクノロジーです。

身体をコントローラーとして、150種類以上の運動・発生・脳活性化プログラムを非接触・非装着でトレーニングできます。

ゲーミフィケーションを活用し、動きの説明が難しい自発的な動作を誘発できることを特徴としています。

また、プログラムは現場・理学療法士・専門家の意見をもとに開発しています。

ライオンは、2022年1月に口腔・睡眠・運動器の3つの機能を同時にトレーニングできるバーチャルゲーム「健口眠体操」を開発し、デイサービス施設のトレーニングを支援しています。

また、TANOTECHとの共同で、「健口眠体操」を搭載した介護施設向けトレーニングゲーム機「TANO-LT」を開発し、2022年9月から販売を行っています。

今回の出資により、日々の暮らしを楽しみながらより良くしていく習慣づくりソリューションの開発を加速させます。


ゲーミフィケーションとは、ゲームの要素をゲーム以外のサービス・仕組みに応用することで、ユーザーのモチベーションや満足度を向上させる手法のことです。

その事例としては、集中力が持続しなかったりすることで学習の効率が下がってしまう子どもの自発的な学習において、ゲーミフィケーションを取り入れることで、能動的に学習に取り組めるようにするものなど、さまざまなものがあります。

ヘルスケアの領域では、やらなくてはならないが始められない、始めてみたものの続かない、といったモチベーションや習慣の問題があります。ヘルスケアでは継続的かつ能動的に取り組むことが重要であるため、ゲーミフィケーションが注目されています。

介護においては、リハビリや健康寿命延伸を目的とした運動プログラムなどにゲーミフィケーションを取り入れることで、ユーザーが継続的・自発的に運動することを促すことが可能となります。

TANOTECHは、こうした福祉・介護・教育現場向けのゲーミフィケーションテクノロジー「TANO」を開発・提供しています。

特別なセンサーを身体に装着したりコントローラーを使用したりせず、身体の動きをセンサーで捉えることでプログラムを動かすため、ユーザーは手軽にトレーニングプログラムに取り組むことができるという特徴があります。

事業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーが見込める他社との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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