ワンストップ金融コンサルティングサービス「マネプロ」などを展開する「ブロードマインド」が「終活・相続サポートサービス」の提供を開始

tips

2023年6月1日、ブロードマインド株式会社は、「終活・相続サポートサービス」の提供を開始することを発表しました。

ブロードマインドは、ワンストップ金融コンサルティングサービス「マネプロ」、資産運用・管理に関するサブスクリプション型コンサルティング「顧問FPサービス」、ファイナンシャル・ウェルビーイングを実現する企業従業員向けプログラム「ブロっこり」、ライフプランシミュレーター「マネパス」、BtoC特化型のオンライン⾯談システム「ブロードトーク」を展開しています。

今回提供を開始する「終活・相続サポートサービス」は、プロのFP(ファイナンシャルプランナー)により、終活や相続をサポートするサービスです。

終活サポートにおいては、財産管理、認知症対策、身元保証委託契約、公正証書遺言、死後事務委任契約、尊厳死宣言書といった、事前準備をトータルでサポートします。

相続サポートにおいては、当社加入の保険請求サポート、不動産処分、不動産名義変更、相続手続きサポート、相続税申告サポート、遺品整理といった、亡くなったあとに発生する手続きをサポートします。

また、事前対策として、金融商品を活用した相続対策にも対応しています。


日本は2010年に65歳以上の高齢者の割合が人工の21%を超えた社会である「超高齢社会」に世界に先駆けて突入しました。

それからも高齢化率は高まり続け、2022年の高齢化率は28.9%となりました。内閣府の「令和4年版高齢社会白書」によると、2045年には高齢化率が36.8%にまで上昇すると推計されています。

社会の高齢化はさまざまな課題を生じさせます。我々の生活・暮らしにおける高齢化の課題としては、終活や相続の問題があります。

終活とは、個人が生前に自身の死後のことを考え、準備をすることを指します。

一般的な準備としては、財産の分配などを明確にするための遺言書の作成、保険・財務の整理、埋葬の計画、遺品整理などがあります。これらの準備は主に残される家族の負担を軽減するためのものであり、家族と相談して進めることも重要です。

相続については何も準備していないままだと、親族間での争いの原因になってしまうこともあるほか、相続に大きな手間がかかってしまいます。

また、認知症も大きな問題です。もし認知症を発症し、判断能力がないと判断されてしまうと、銀行口座が凍結される可能性があります。こうなると凍結解除手続きのため、家族は家庭裁判所に申立をし、成年後見制度を利用することになります。しかしこの手続きは負担の大きなものであることが課題となっています。

そのため、近年は認知症になる前に、信頼できる家族に財産の管理や処分を任せる制度である「家族信託」を組成することが注目されています。

終活・相続においてはさまざまな専門的な知識が必要となるため、今後、専門家によるサポートなどのニーズがさらに高まっていくことが予測されます。

ブロードマインド株式会社のコメント

このニュースを受けまして、ブロードマインド株式会社よりコメントが届きました。

・今回の新サービスの売りは何ですか?

終活・相続サポートサービスとマネプロをご活用いただくことで、受けとられた保険金の運用から遠方にあるご実家の処分対応、遺言書の作成まで、などと終活・相続に関する幅広いニーズに窓口ひとつで対応可能となります。

また、家族信託制度は新しい制度のため信託設計に詳しい専門家が少ないのが現状ですが、日本有数のサポート実績を持つトリニティ・テクノロジー株式会社と提携を行っているため、必要に応じて経験豊富な専門家のご紹介も可能です。

・今後の展望を教えてください。

当社では、1人ひとりのお客様が想い描くライフステージを迎えて頂くため、ライフプランニングを土台に、将来の資金的な見通しやリスクを明らかにしながら金融サービスを提供しています。

最近ではライフイベントそのものに対する直接的な支援にも取り組んでおり、2023年3月には結婚相談所の株式会社イノセントを子会社化し、「結婚」をいかに良いものとしていただくか、またその後の家計についてどのように見通しを立てていくべきか等について、金融サービスも絡めながら独自の価値提供を目指しております。

この度の終活・相続サポートサービスについても、遺されるご家族にいかに安心して頂くかを念頭に、ライフイベントを直接支援するサービスとして開始するものです。

今後も「ライフイベント×金融サービス」という掛け合わせによる独自の価値創出をコンセプトに、お客様のニーズに合わせながら様々なサービスを開発・提供してまいります。

・読者へのメッセージをお願いします。

今や1人ひとりが自分のお金のことを自分で考えることが求められる傾向が強まるなか、それに呼応するように金融商品やそれを扱うチャネルは多様化・複雑化が進み、お客様が自分自身で最適な金融商品を選ぶことは現実的ではなくなってきています。

そのような状況下において当社は、“フィナンシャルパートナー”として単なる商品比較・提供にとどまらず、お客様と金融知識を分け合い 思い描く夢に伴走することで、望んでいるライフプランの実現に向けてサポートし続けます。

個人のお客様への対応だけではなく、法人の財務対策なども得意としたFPが複数名在籍しておりますので、起業・経営において悩みが生じた場合は、是非一度ご相談ください。

起業・経営において悩みが生じた場合、専門家に相談することが重要です。創業手帳ではこうした起業家・経営者の方々に向け、無料で専門家の紹介を行っています。また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ FP コンサルティング サポート ファイナンシャルプランナー ブロードマインド マネプロ 対策 手続き 株式会社 相続 終活 認知症 資産運用 金融
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

中国アニメ映画の配給などを行う「チームジョイ」が「トムス・エンタテインメント」と資本業務提携
2022年8月2日、チームジョイ株式会社は、株式会社トムス・エンタテインメントと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 チームジョイは、映画の企画・制作・宣伝・配給や、IPの開発・管理・売買・…
提案資料作成クラウド「SmartSlide」提供の「ワッツユアリッチ」が3,000万円調達
2021年12月1日、株式会社ワッツユアリッチは、総額3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 提案資料作成クラウド「SmartSlide(スマートスライド)」を提供しています。 提案書…
車両の現在位置・軌跡と農作業の進捗を可視化する農業管理ツール「レポサク」を提供する「エゾウィン」が「面白法人カヤック」と資本業務提携
2023年1月12日、エゾウィン株式会社は、株式会社カヤックと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 エゾウィンは、車両と圃場の管理ツール「レポサク」を開発・提供しています。 専用のデバイスを…
検索しない検索エンジン「aics」開発の「Manifold」が資金調達
2020年3月31日、Manifold株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 検索しない検索エンジン「aics」を開発しています。 タイムライン形式で、受動的・自動的に情報収集を行うことが…
「CAMPFIRE」と「GO」が業務提携し個人向け広告サービス「AD FOR ALL」をリリース
2020年3月4日、株式会社CAMPFIREは、株式会社GOと連携し、「AD FOR ALL」の提供を開始したことを発表しました。 「AD FOR ALL」は、個人が自由に広告を活用できるサービスです…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集