「クレジットエンジン」が「JFRカード」と業務提携 個人向け融資商品に対応する与信モデルの提供を開始

tips

2023年5月26日、クレジットエンジン株式会社は、JFRカード株式会社と業務提携することを決定したことを発表しました。

また、個人向け融資商品に対応する与信モデルの提供を開始したことも併せて発表しました。

クレジットエンジンは、オンラインレンディングプラットフォーム「CE Online Lending Platform」の提供を通じ、融資業務や融資に関わる周辺業務のデジタル化を支援しています。

銀行を始めとした金融機関向けにオンライン融資システム「CE Loan」や「CE Loan SaaS」、リース会社向けにオンラインリースシステム「CE Leasing」、デジタル債権回収システム「CE Servicing」、オンラインファクタリングシステム「CE Factoring」、既存オペレーションのデジタル化を支援する「CE Loan Enterprise」を提供しています。

今回のJFRカードとの提携は、個人向け融資商品に対応する与信モデルのサービス提供先の第1弾となります。

今回の提携により、クレジットエンジンが持つ与信モデルのノウハウを活用した独自のクレジットカードの与信審査モデル開発の検討を進めます。

今後、個人向け与信モデルサービスの提供により、金融事業を検討している事業会社のサポートと、既存金融事業者の与信モデル高度化支援を行っていきます。


近年、さまざまな業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性が叫ばれています。

DXとは、データとデジタル技術を活用し、企業を変革して競争上の優位性を確立する取り組みのことです。

金融業界の市場規模は、約64.6兆円とかなり大きな規模となっています。

長らく安定した業界だと見られていましたが、近年は、生命保険業界では死亡保険料の値下げ、低金利による外貨建て保険の低迷、銀行では低金利政策の長期化などにより、苦戦が続いています。

こうした背景のもと、金融業界ではテクノロジーを活用することによる業務効率化や高付加価値化が重要となってきています。

クレジットエンジンは、主に融資に関する業務を効率化するサービスを提供し、金融業界のデジタル化に貢献しています。

デジタル化はさまざまな業界で重要となっています。創業期はコストの問題から、大規模なシステムを導入することは難しいかもしれませんが、大きな負担となっている部分を効率化するだけでも、デジタル化のメリットを享受できるはずです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ FinTeh JFRカード クラウドファクタリング クレジットエンジン クレジットカード デジタル化 リース 与信モデル 与信業務 債権 効率化 審査 業務提携 融資 金融サービス 金融業界 金融機関
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和5年度補正「物流効率化に向けた先進的な実証事業(荷主企業における物流効率化に向けた先進的な実証事業)」2次公募
経済産業省は、令和5年度補正「物流効率化に向けた先進的な実証事業(荷主企業における物流効率化に向けた先進的な実証事業)」の2次公募について発表しました。 「物流の2024年問題」のみならず、構造的な需…
オンライン住宅ローン・サービス「モゲチェック」提供の「MFS」が6.5億円調達
2021年3月31日、株式会社MFSは、総額6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オンライン住宅ローン・サービス「モゲチェック」を運営しています。 過去4,000件以上の審査結果…
「日鉄興和不動産」が住宅ローン・プラットフォーム運営の「iYell」に出資 業務提携契約も締結
2020年9月30日、日鉄興和不動産株式会社は、iYell株式会社に対し、2億円を出資したことを発表しました。 また、業務提携契約を締結したことも発表しました。 iYellは、住宅ローン手続き専用スマ…
訪問看護・介護のDXを推進する「CareMaker」が資金調達
2025年4月9日、株式会社CareMakerは、資金調達を発表しました。 CareMakerは、訪問看護ステーション「くるむ」事業を通じて培った現場の知見を活かし、業界に特化したSaaS「CareM…
「IT導入補助金2025(通常枠、インボイス枠、セキュリティ対策推進枠:5次締切)」採択者が発表
「IT導入補助金2025」における通常枠、インボイス枠、セキュリティ対策推進枠:5次締切の採択者が公表されました。 中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けたI…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集