注目のスタートアップ

家庭料理の宅配サービス「つくりおき.jp」を運営する「Antway」が8.7億円調達

company

2023年5月24日、株式会社Antwayは、総額約8億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Antwayは、家庭料理の宅配サービス「つくりおき.jp」を運営しています。

シェフと管理栄養士が監修した惣菜を、専用キッチンで手作りし、毎週冷蔵で届ける宅食サービスです。

2023年5月現在、1,000レシピ以上の料理を週替わりで提供しています。

また、2023年5月13日には、全国26都府県へとサービスエリアを拡大しています。

今回の資金は、組織拡大のための人材採用、提供エリア拡大のためのフランチャイズ化の推進、サービス品質向上のためのプロダクト開発、マーケティングの強化に充当する予定です。


食品の配達市場には、完成された料理・弁当を配達する宅食サービスや、食品等を配達する食品配達サービス、飲食店の料理を運ぶフードデリバリー、スーパーのECであるネットスーパー、食材キットを配達するミールキットなどさまざまなサービスがあります。

こうした食品の配達は、主に食料品の買い出しや料理の手間を軽減することを目的としており、宅食サービスに関しては高齢者の利用が多いという特徴があります。

しかし近年は共働き世帯が増加しており、美味しく健康的な料理を手間なく食べたいというニーズが高まり、幅広い世代で宅食サービスが利用されるようになっています。

「つくりおき.jp」は、2023年5月現在、26都府県で展開する宅食サービスです。冷蔵の食品は、エリア拡大の際に提携工場などを見つけることが重要ですが、Antwayはフランチャイズ化によって提供エリアを拡大していく方針のようです。

株式会社Antwayのコメント

このニュースを受けまして、株式会社Antway 代表取締役社長CEO 前島 恵氏よりコメントが届きました。

今回の資金調達の目的は何ですか?

組織拡大のための人材採用、提供エリア拡大のためのフランチャイズ化の推進、サービス品質向上のためのプロダクト開発、マーケティングの強化によるさらなるサービス品質の向上、提供エリアの拡大を目的としています。

今後の展望を教えてください。

上記により今後さらに多くのお客様に満足いただけるサービスを提供し、忙しい共働き家庭の家事負担を軽減していくことを目指します。

読者へのメッセージをお願いします。

この度は当社の資金調達リリースを取り上げていただきましてありがとうございます。

引き続き全力で事業成長に向けて取り組んで参りますので、ご支援よろしくお願いいたします。

企業の成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ サブスクリプション 宅配 宅食 料理 株式会社 管理栄養士 資金調達 食事 食品
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

バーチャル・スペース提供の「oVice」が1億円調達
2020年12月21日、oVice株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、12月12日に株式会社NIMARU TECHNOLOGYから、oVice株式会社に社名を変更して…
チャット小説アプリ「CHAT NOVEL」運営の「CHAT NOVEL」が資金調達
2019年12月17日、株式会社CHAT NOVELは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社ストライドから株式会社CHAT NOVELへの社名変更を実施し、株式会社newnより「CH…
細胞の品質管理技術を手がける「Quastella」が資金調達
2023年10月19日、株式会社Quastellaは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、愛知県のディープテック推進事業「Aichi Deeptech Launchpad」のアクセラレーショ…
ライト・カウンセリング・マッチング・プラットフォーム開発の「the purpose」が1,800万円調達
株式会社the purposeは、総額1,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 匿名性のライト・カウンセリング・マッチング・プラットフォーム「Aizuchi(アイズチ)」を開発しています…
タクシー・交通業界のDXを推進する「電脳交通」が25億円調達
2025年4月10日、株式会社電脳交通は、総額25億円の資金調達を発表しました。 電脳交通は、クラウド型タクシー配車システム「DS」や、配車業務委託サービス「タクシーCC」、クラウド型点呼システム「電…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集