「両立支援等助成金(育児休業等支援コース(新型コロナウイルス感染症対応特例))」

subsidy

厚生労働省は「両立支援等助成金(育児休業等支援コース(新型コロナウイルス感染症対応特例))」の申請受付を再開したことを発表しました。

新型コロナウイルス感染症への対応として、臨時休業等をした小学校等に通う子どもの世話を行う労働者に対し、有給(賃金全額支給)の休暇(労働基準法上の年次有給休暇を除く)を取得させた事業主に対する助成金です。

助成額

・労働者1人あたり10万円
・1事業主につき10人まで(上限100万円)

対象となる子ども

1.新型コロナウイルス感染症への対応として、ガイドライン等に基づき、臨時休業等をした小学校等(※)に通う子ども
※ 小学校等:小学校、義務教育学校の前期課程、特別支援学校、放課後児童クラブ、幼稚園、保育所、認定こども園等

2. ⅰ)~ⅲ)のいずれかに該当し、小学校等を休むことが必要な子ども
ⅰ)新型コロナウイルスに感染した子ども
ⅱ)風邪症状など新型コロナウイルスに感染したおそれのある子ども
ⅲ)医療的ケアが日常的に必要な子ども又は新型コロナウイルスに感染した場合に重症化するリスクの高い基礎疾患等を有する子ども

支給申請期間

特別有給休暇を取得した日 申請期間
2023年4月1日~2023年6月30日 2023年4月1日~2023年8月31日
2023年7月1日~2023年9月30日 2023年7月1日~2023年11月30日
2023年10月1日~2023年12月31日 2023年10月1日~2024年2月29日
2024年1月1日~2024年3月31日 2024年1月1日~2024年5月31日

2019年に初めて検出された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、その後世界的に感染が広がり、世界的流行(パンデミック)となりました。

新型コロナウイルスはまだ薬やワクチンが存在していなかったことから、爆発的な感染を防ぐためにさまざまな感染症対策がとられました。日本では2020年3月に全国の小中高校で臨時休校が要請されたほか、校内で流行した場合は臨時休校といった措置がとられました。

こうした臨時休校があった場合、親は子どもの世話などで仕事を休む必要があります。

コロナ禍ではこうした親の休業を支援し、企業の負担を軽減するための助成金が創設されました。コロナ禍が落ち着いた現在においても、新型コロナウイルスが学校で流行し臨時休校となる可能性もあるため、助成金の継続が求められています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 両立支援等助成金 子ども 子供 新型コロナウイルス 育休 育児休暇 育児休業 育業 臨時休校
詳細はこちら

両立支援等助成金(育児休業等支援コース(新型コロナウイルス感染症対応特例))

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

帝国データバンク「新型コロナ関連融資に関する企業の意識調査(2023年2月)」
2023年3月23日、株式会社帝国データバンクは、「新型コロナ関連融資に関する企業の意識調査(2023年2月)」を公表しました。 新型コロナ関連融資に関する現在の状況や返済見通しなどについて調査を実施…
【東京都】「働くパパママ育業応援奨励金」(パパと協力!ママコース)(もっとパパコース)
公益財団法人東京都しごと財団は、「働くパパママ育業応援奨励金」(パパと協力!ママコース)(もっとパパコース)の公募について発表しました。 パパと協力!ママコース 女性従業員に子の父と協力して子育てする…
【東京】「中小企業等による感染症対策助成事業」 2022年4月からリニューアル
東京都中小企業振興公社は、令和4年「中小企業等による感染症対策助成事業」について発表しました。 中小企業が感染防止対策として各業界団体の感染症防止ガイドライン等に沿った取組みを行う場合に助成金を交付し…
小学生向けオンライン自習室を展開する「Herazika」が資金調達
2022年11月14日、株式会社Herazikaは、資金調達を実施したことを発表しました。 Herazikaは、小学生向けオンライン自習室「Herazika(ヘラズィカ)」を展開しています。 勉強を習…
「AIトラベル」が法人向け日程調整効率化ツール「AIカレンダー」をリリース
2021年1月21日、株式会社AIトラベルは、「AIカレンダー」の提供を開始したことを発表しました。 「AIカレンダー」は、法人向け日程調整効率化ツールです。 Googleカレンダーと連携し、参加者の…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集