注目のスタートアップ

「コベルコ建機」がリアルタイム遠隔就労プラットフォーム「JIZAIPAD」を提供する「ジザイエ」に出資・業務提携

company

2023年5月12日、コベルコ建機株式会社は、株式会社ジザイエへの出資と業務提携を行ったことを発表しました。

ジザイエは、リアルタイム遠隔就労プラットフォーム「JIZAIPAD(ジザイパッド)」を提供する、東京大学発ベンチャーです。

「JIZAIPAD」は、工場や建設現場などにおける遠隔就労環境構築と運用に必要なすべてを備えたプラットフォームです。

現場に導入したロボットなどの機械を自由自在に遠隔操作できる技術と、その遠隔操作のUX(ユーザー体験)を最大化することで、現場における低負荷かつ高品質のリアルタイム遠隔就労を実現しています。

コベルコ建機とジザイエの業務提携は遠隔技術分野におけるものです。


建設や土木における遠隔施工(遠隔就労)は、危険な場所での施工、人手不足の解消などに役立つことから、現在普及に向けた取り組みが進められています。

現場は人手が少ない僻地にあることも多いことから、遠隔就労を実現できれば、多くの現場において適切な業務を遂行できるようになるはずです。

ジザイエは、ロボットや機械の遠隔操作技術と優れたUXをベースに、現場における遠隔就労を実現するプラットフォーム「JIZAIPAD」を提供しています。

現場の遠隔就労では、ロボット・機械の操作をコントローラーやタブレットなどによって行い、現場の情報をモニターと音声によって取得します。そのため、操作や映像に遅延があったり、操作感が現実のものと大幅に異なる場合は、満足に業務を遂行することができないこともあります。

ジザイエは、こうしたユーザー体験の部分において優位性を持っています。

ロボットやIoTなど最新のテクノロジーを活用した業務効率化はすべての領域において重要となっています。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ UX プラットフォーム ブルーカラー リアルタイム ロボット 出資 向上 建機 建設 東京大学 株式会社 業務提携 機械 現場 遠隔 遠隔操作
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

建機の遠隔操作・自動運転の「ARAV」が6,300万円調達
2021年3月8日、ARAV株式会社は、総額6,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 既存の重機に後付けすることで、遠隔操作や自動操縦を行えるようにするプロダクトを開発しています。 20…
カーボンクレジットの生成・販売を通じた環境価値市場創出と農業体系の構築を手がける「フェイガー」が11.7億円調達
2025年1月20日、株式会社フェイガーは、総額11億7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 フェイガーは、カーボンクレジットの生成と販売を通じた環境価値市場の創出と農業体系の構築を手が…
ケニア発のマイクロ・ファイナンス・スタートアップ「HAKKI AFRICA」が資金調達
2020年4月16日、株式会社HAKKI AFRICAは、資金調達を実施したことを発表しました。 信用情報の存在しない貧困層の小規模事業者にも積極的に少額から融資を行う、マイクロ・ファイナンス事業を展…
Web3ゴルフゲーム『GOLFIN』を開発する「ワンダーウォール」が10億円調達
2025年4月14日、ワンダーウォール株式会社は、総額10億円の資金調達を発表しました。 ワンダーウォールは、Web3ゴルフゲーム『GOLFIN』を開発しています。 現実世界のゴルフ場と連動したゲーム…
革新的な加水分解技術を保有する「日本ハイドロパウテック」が5.1億円調達
2023年9月1日、日本ハイドロパウテック株式会社は、総額約5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本ハイドロパウテックは、独自の加水分解技術を保有しています。この技術は、従来の…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集