令和5年度「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金」 5/23締切

subsidy

2023年4月24日、中小企業庁は、令和5年度「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金」の公募について発表しました。

地域の単独もしくは複数の中小企業等が、地域内外の関係主体と連携しつつ、複数の地域に共通する地域・社会課題について、技術やビジネスの視点を取り入れながら、複数地域で一体的に解決しようとする事業(実証プロジェクト)に補助金を交付します。

通常型

要件:5市町村(東京23区を含む)以上の地域で実証する事業であること。
本事業で取組む実証プロジェクトのビジネスモデルがBtoB・BtoCモデルまたはBtoGモデルであること。
補助率:2/3以内(中小企業等)
補助上限額(下限額):3,000万円(100万円)

広域型

要件:10市町村(東京23区を含む)以上の地域で実証する事業であること。
実証を行う地域の地方自治体から、実証事業について支援を受ける予定があること。
本事業で取組む実証プロジェクトのビジネスモデルがBtoB・BtoCモデルまたは
BtoGモデルであること。
補助率:2/3以内(中小企業等)、1/2以内
補助上限額(下限額):4,000万円(100万円)

さらなる広域型

要件:15市町村(東京23区を含む)以上の地域で実証する事業であること。
実証を行う地域の地方自治体と、連携協定を締結している(する予定がある)こと。
本事業で取組む実証プロジェクトのビジネスモデルがBtoGモデルであること。
補助率:1/2以内
補助上限額(下限額):4,000万円(100万円)


少子高齢化と東京一極集中により、地域では人口減少とそれに伴う税収減が大きな課題となっています。

これによりさまざまな問題が生じており、地域ではこの課題解決と、それを踏まえた上での地域や地方企業の価値向上の取り組み、つまり持続可能な地域社会の実現が必要です。

この地域課題は非常に大きく根深い問題であることから、単独の企業や自治体のみでは解決することができません。そのため複数企業・自治体が連携し取り組んでいくことが重要です。

近年はさまざまなテクノロジーが発展しており、課題解決に資するような画期的なアイデアが生まれやすくなっています。

地域課題解決をメインとしたスタートアップも多数登場していることから、地域はこうしたスタートアップを取り込み、戦略的に地域課題解決に取り組んでいくことが求められています。

「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金」は、こうした取り組みを支援する補助金となっています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 中小企業庁 助成金 地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金 地域課題 社会課題 補助金
詳細はこちら

令和5年度「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金」の公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「Living History(生きた歴史体感プログラム)促進事業」補助金 11/11にオンライン事業説明会が開催
2021年11月2日、文化庁は、令和4年度「Living History(生きた歴史体感プログラム)促進事業」について発表しました。 文化財が観光のひとつのテーマとなるよう、歴史的背景に基づいた復元行…
「家畜取引スマート化推進支援事業」補助金
農林水産省は「家畜取引スマート化推進支援事業」に係る公募について発表しました。 次に掲げる事業により構成され、家畜市場の円滑な運営を確保し、家畜市場を活性化するため、利用者の増加、利便性向上や市場運営…
【中小企業庁】「価格交渉促進月間の実施」と「フォローアップ調査結果」
中小企業庁は、価格交渉促進月間の実施とフォローアップ調査結果について発表しました。 エネルギー価格や原材料費、労務費などが上昇する中、中小企業が適切に価格転嫁をしやすい環境を作るため、2021年9月か…
「中小企業新事業進出補助金」第1回公募申請受付が開始
「中小企業新事業進出補助金」第1回公募の申請受付が開始されました。 既存の事業とは異なる、新市場・高付加価値事業への進出にかかる設備投資等を支援する補助金です。 対象者 企業の成長・拡大に向けた新規事…
「事業再構築補助金」第11回公募 申請受付開始日は調整中
2023年8月10日、「事業再構築補助金」の第11回公募が開始されました。 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、当面の需要や売上の回復が期待し難い中、ウィズコロナ・ポストコロナの時代の経済社会の…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集