「エニキャリ」と「アイセイ薬局」が自宅ですぐに処方薬を受け取れる「お薬即時お届けサービス」のトライアル提供を開始

tips

2023年4月24日、株式会社エニキャリ株式会社アイセイ薬局は、「お薬即時お届けサービス」のトライアル提供を2023年1月10日から開始したことを発表しました。

エニキャリは、デリバリーサイト構築サービス「Anymo」、配達管理システム「ADMS」、ドライバーインフラ「エニコ」「エニコ for Business」を展開しています。

「お薬即時お届けサービス」は、調剤薬局に行かずに処方薬を自宅などで即時受け取ることができるサービスです。

クイックデリバリーに特化した配達管理システムと配達員を有するエニキャリと、全国に調剤薬局を展開しているアイセイ薬局が連携することで可能とした、オンライン完結による処方薬の即時配達サービスです。

注文に応じてエニキャリ自転車配達員が薬局へと集荷に行き、30分~1時間程度で注文者の自宅などに配達します。

今後、エリア拡大を進めていく方針です。


新型コロナウイルス感染症の流行や、2020年度診療報酬改定での規制緩和により、オンライン診療が広がりつつあります。

オンライン診療には、通院の手間がないという大きなメリットがあるため、これまで時間的な都合で病院に通うことができなかった社会人や、自宅から病院までに距離があったり移動にハードルがある人にとって大きな助けになるものとして期待されています。

とはいえ、診療だけがオンライン化されても、薬を処方してもらうのに薬局に行かなくてはならないのであれば、人はオンライン化の恩恵を最大限に受けることができません。

そのため、オンライン診療と同時に、オンライン服薬指導と処方薬の配達が実現される必要があります。

エニキャリはこの領域において、アイセイ薬局と連携し、自転車配達員を活用した処方薬の即時配達サービスを開始しています。

薬は即時配達のニーズが高いもののひとつであると考えられます。今後の展開に注目が必要です。

新型コロナは多くの領域でデジタル化を迫りました。創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ トレンド
関連タグ オンライン診療 デリバリー ドライバー ラストワンマイル 処方 処方箋 株式会社 物流 自転車 薬局 調剤薬局 資金調達 配達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

小型衛星による再突入技術を軸とする宇宙から地球への輸送サービスを開発する「ElevationSpace」が11億円調達
2025年9月17日、株式会社ElevationSpaceは、総額11億円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は37億円となりました。 ElevationSpaceは、小型衛星…
履歴書作成サービス「ヤギッシュ」運営の「Yagish」が7,900万円調達
2022年6月13日、株式会社Yagishは、総額7,900万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Yagishは、履歴書作成サービス「ヤギッシュ」、履歴書添削サービス「ヤギッシュ赤ペン人事部長…
【12/10開催】「G-1スタートアップグランプリ」学生起業家No.1を決定
「G-1スタートアップグランプリ」のご案内です。 この大会は、学生起業家No.1を決め、「一度きりの人生をかけて世界を変えようと志す若者を応援する」ピッチイベントです。 概要 ・入力情報より選考し、フ…
帰らない日は家賃がかからない住まいを手がける「Unito」が資金調達
2025年4月10日、株式会社Unitoは、資金調達を発表しました。 Unitoは、住んだ日数分だけの家賃システム「リレント」を起点に、帰らない日は家賃がかからない住まい「unito」や、最短即日入居…
習慣化アプリ「みんチャレ」開発・運営の「エーテンラボ」が3.7億円調達
2022年2月28日、エーテンラボ株式会社は、総額3億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 習慣化アプリ「みんチャレ」を開発・運営しています。 勉強・ダイエット・運動・糖尿病改善など…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集