「地域デジタル基盤活用推進事業」 計画策定支援・実証事業・補助金

subsidy

総務省は「地域デジタル基盤活用推進事業」について発表しました。

「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて、地方公共団体等によるデジタル技術を活用した地域課題解決の取り組みを総合的に支援するものです。

計画策定支援

地方公共団体内における予算要求、実証事業や補助事業その他の国の支援への申請・提案などにも活用できるような、デジタル技術を活用して地域課題の解決を図るための計画書の作成を支援します。
2次公募:5月頃公募開始予定

実証事業

公募対象:ローカル5Gなどの新しい通信技術を活用して地域課題の解決を目指す、ソリューションアイデアの実用化に向けた社会実証の取り組み
提案主体:地方公共団体、民間企業・団体など
相談受付期間:2023年3月31日(金)~4月21日(金)12:00
提案資料提出期間:2023年4月24日(月)~5月10日(水)12:00

補助事業

公募対象:デジタル技術を活用して地域課題の解決を図るために、通信インフラなどを整備する取り組み
提案主体:地方公共団体、民間企業・団体など
補助率:1/2
相談受付期間:2023年3月31日(金)~4月21日(金)12:00
提案資料提出期間:2023年4月24日(月)~5月10日(水)12:00


デジタル田園都市国家構想とは、地方の自然的な豊かさをそのままに、デジタルの力によって都市と同じ、もしくはまた別の利便性・魅力を備えた新たな都市形態の構想です。

具体的には、
・スタートアップエコシステムの確立
・中小・中堅企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現
・農林水産業のデジタル化
・地方大学を核としたイノベーションの創出による「地方での仕事の創出」
・移住促進
・オンライン関係人口の創出・拡大などによる「人流の創出」
・教育DX
・遠隔医療
・ドローン物流
・自動運転
・防災DXなどの実現による「地域の魅力向上」
など、デジタルの力を活用することで地方の課題解決を目指しています。

デジタル田園都市国家構想の実現のためには、地域課題に資するデジタル技術の社会実装だけでなく、デジタル技術を活用するための基盤、つまり通信環境の整備なども必要となってきます。

「地域デジタル基盤活用推進事業」は、ローカル5Gなどの整備とそれに伴う地域課題解決の取り組みを補助する「補助事業」、デジタル技術を活用した地域課題解決に向けたコンサルティングを行う「計画策定支援」、ローカル5Gなどを活用した地域課題解決を図るアイデアの実用化に向けた社会実証を支援する「実証事業」の3つで成り立っています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金申請のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ コンサルティング デジタル田園都市国家構想 助成金 地域DX 地域デジタル基盤活用推進事業 地方DX 地方公共団体 地方自治体 実証事業 補助事業 補助金 計画策定支援
詳細はこちら

地域デジタル基盤活用推進事業

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「副業・兼業支援補助金」第2次公募
2023年7月7日、経済産業省は、「副業・兼業支援補助金」の第2次公募の受付を開始したことを発表しました。 労働移動の円滑化を進める観点から、副業に人材を送り出す企業、または副業の人材を受け入れる企業…
【3/23開催】オンライン説明会「助成事業説明会~製品開発や販路拡大の取組みを支援します~」
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、令和5年度「助成事業説明会」(オンライン)の開催を発表しました。 東京都中小企業振興公社は、都内中小企業者等の新製品や新技術の開発、国内外・オンラインの展示会への…
「スマート農業の全国展開に向けた導入支援事業のうち農業支援サービス導入タイプ」補助金
農林水産省は、令和3年度「スマート農業の全国展開に向けた導入支援事業のうち農業支援サービス導入タイプ」の第5次公募について発表しました。 ポストコロナを見据え、国産農林水産物の需要増加への対応等を進め…
【7/25締切】「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」20次締切
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(20次締切)のご案内です。 中小企業者等の生産性向上や持続的な賃上げに向けた、革新的な新製品・新サービスの開発や海外需要開拓に必要な設備投資等を支援…
「中小企業等外国出願中間手続支援事業」補助金
日本貿易振興公社は「中小企業等外国出願中間手続支援事業」を実施しています。 外国出願「中間応答」費用の助成 海外の特許出願について、出願国での審査の結果、拒絶の理由があると判断されると拒絶理由通知が出…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集