注目のスタートアップ

「フューチャーベンチャーキャピタル」がご当地カタログギフト「地元のギフト」などを展開する「地元カンパニー」に投資を実行

company

2023年3月31日、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は、長野県と連携し、県内金融機関等と共同で設立した「信州スタートアップ・承継支援投資事業有限責任組合(信州SSファンド)」より、株式会社地元カンパニーに投資を実行したことを発表しました。

地元カンパニーは、地域産品が選べるカタログギフト「地元のギフト」、カタログギフト管理システムの提供、キャンペーン事務局事業を展開しています。

「地元のギフト」は、地域単位のカタログギフト、社会テーマに沿ったギフトや、PBギフトのOEM提供を扱っていることを特徴としています。

各種キャンペーンや、景品、福利厚生など、約3,000社以上の企業に利用されています。

カタログギフトは、厚みのある箱に商品交換申込ハガキとじもカード(商品ラインナップの一部の説明)を封入した「じもカードタイプ」、封筒にWebサイトにアクセスできるパスワードなどが記載された申込券を封入した「エコタイプ」、メールで商品申込用URLとコードを送る「コードタイプ」の3種類を展開しています。


カタログギフトは、贈られた人が自分の好きな品物を選ぶことができるため、昔から人気のギフトのひとつです。

ギフトを贈る側としても相手に合うギフトを選ぶ手間がないため、カジュアルにギフトを贈る際に重宝されています。

企業では一度に多数の人にギフトを贈ることがあるため、カタログギフトはよく利用されるギフトのひとつとなっています。

また近年は、カタログサイトにログインするためのIDとパスワードが記載されているカード式のものや、メールやSNSでIDとパスワードを送るタイプのカタログギフトが増えています。

従来のカタログギフトは冊子がかさばることや製造コストがかかることがデメリットでしたが、カード式であればそういったデメリットが解消されます。

また、ネットショッピングと同じ要領でギフトを注文できるため、利便性が高いこともメリットのひとつです。

ところで、近年地方では地域の魅力を発信するため、地域の旬の食などを全国に届ける取り組みを強化する動きが高まっています。

とくにコロナ禍では農産物・海産物をECで購入する消費者が増加しており、気に入った商品を近しい人に贈るというケースも増加しています。

こうした背景のもと、特産品を取り扱うカタログギフトは今後さらに成長する可能性があります。

ギフトは企業におけるプロモーションや顧客との信頼関係の構築に役立ちます。またギフト以外にも、ノベルティの作成も企業イメージの向上などにおいて有効です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、代表的なノベルティや作成ノウハウについて解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ カタログギフト ギフト フューチャーベンチャーキャピタル ローカルギフト 地元カンパニー 地元のギフト 地域 地域産品 株式会社 特産品
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ARグラス用ディスプレイや空間認識エンジンを開発する「Cellid」が20億円調達
2025年2月6日、Cellid株式会社は、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Cellidは、ARグラス用ディスプレイと空間認識エンジンの開発を主軸とした事業を展開しています。 と…
レトルトパック製造サービス「惚レトルト」を提供する「目利氣358」に「だいしん創業支援2号ファンド」が投資を実行
2023年8月16日、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は、「おおさか創業2号投資事業有限責任組合」(だいしん創業支援2号ファンド)より、目利氣358株式会社に投資を実行したことを発表しました。…
白血病の再発を早期に発見する高精度なモニタリング検査システム「MyRD」提供の「Liquid Mine」が資金調達
2021年2月3日、株式会社Liquid Mineは、資金調達を実施したことを発表しました。 白血病の再発を早期に発見する高精度なモニタリング検査システム「MyRD」を提供しています。 遺伝子解析技術…
経済状況予測SaaS「xenoBrain」を開発・提供する「xenodata lab.」が3億円調達
2023年1月24日、株式会社xenodata lab.は、総額3億500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、野村ホールディングス株式会社などです。 xenodata lab.は、…
東レ発の先端技術搭載ファッションプロダクトを開発する「MOONRAKERS TECHNOLOGIES」が1億円調達
2024年1月24日、MOONRAKERS TECHNOLOGIES株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 MOONRAKERS TECHNOLOGIESは、東レの出向起業制度…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集