【東京都】「目指せ!中小企業経営力強化アドバンス事業」展示会出展を助成

subsidy

2023年03月29、東京都は、令和5年度「目指せ!中小企業経営力強化アドバンス事業」について発表しました。

東京都と公益財団法人東京都中小企業振興公社は、セミナーや商談会を開催するとともに、展示会出展費用などの一部を助成し、都内中小企業の販路開拓を支援します。

「対象者」
以下の1.と2.を満たす都内中小企業者
1. 2022年度または2023年度に「中小企業活力向上プロジェクトアドバンス」の経営分析を受け、当助成事業の利用が有効であると認められているもの
2. 次のいずれか1つ以上に該当するもの
 ・売上減少企業(直近期と前期の売上を比較)
 ・損失計上企業(直近期)
 ・2022年度または2023年度に中小企業活力向上プロジェクトアドバンスの支援を受け、所定の証明を受けている企業

「助成限度額」
・上限150万円・経費の2/3以内

「受付期間」
・2023年4月3日から2024年1月22日まで 年10回


展示会は、企業が自社製品・サービスを広く他企業などに紹介することができる場です。BtoBビジネスにとっては、自社製品の宣伝、見込み客の名刺獲得の場として重要な存在です。

たとえば、中小ものづくり企業は、特定の取引先に依存した経営を行っていた企業(いわゆる下請企業)が多数だったのですが、バブル崩壊後は国内大手製造業による海外への生産拠点の移管により大ロットの案件が減少し、さらにはリーマンショックによって受注が急減しました。こうした状況を経て、中小ものづくり企業では、自社の技術をアピールし、新たな取引先を開拓するという動きが出てきており、その手法のひとつとして展示会が重要となっています。

一方、展示会はただ出展すればいいというものではなく、目的に応じて戦略を立てて挑む必要があるほか、少なくはない費用がかかることから、予算が不足しがちな中小企業では、しっかり準備を行い成功率をあげることが重要です。

また出展のリスクをさらに減らすには、「目指せ!中小企業経営力強化アドバンス事業」などの展示会出展を対象とした補助金・助成金を活用するという手もあります。

展示会では大量の名刺をもらうことになります。名刺は貴重な情報であり、これをどう活用するかが展示会の成功に関わってくるため、名刺管理サービスなどを利用して名刺の価値を最大化させることが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、名刺管理サービスの選び方について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 中小企業 中小企業活力向上プロジェクトアドバンス 助成金 展示会 東京都 目指せ!中小企業経営力強化アドバンス事業 補助金
詳細はこちら

令和5年度「目指せ!中小企業経営力強化アドバンス事業」

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「デジタル技術を活用した先進的サービス創出支援事業」助成金
公益財団法人東京都中小企業振興公社「デジタル技術を活用した先進的サービス創出支援事業」のご案内です。 特徴 先進的サービスの事業化に必要な経費の一部を助成 助成限度額:2000万円 助成率:2/3 助…
【7/3~7/5開催】九州・山口地区のものづくりの展示会「中小企業テクノフェアin九州2024」
「課題解決EXPO 2024 中小企業テクノフェアin九州2024」のご案内です。 「中小企業テクノフェアin九州は」、「ものづくり」に積極的に取り組む中小企業が、自ら培った技術力による優秀な開発製品…
「団体経由産業保健活動推進助成金」
独立行政法人労働者健康安全機構は、「団体経由産業保健活動推進助成金」について発表しました。 中小企業や労働保険の特別加入者を支援する団体等が、傘下の中小企業等に対し、産業医、保健師等の専門職の他、産業…
中小企業省力化投資補助事業(カタログ型省力化補助金)事務局に「カタログ登録サポートセンター」が開設
2024年8月7日、中小企業庁は、中小企業省力化投資補助事業(カタログ型省力化補助金)の事務局に「カタログ登録サポートセンター」を設置したことを発表しました。 中小企業省力化投資補助事業(カタログ型省…
【最大2500万円補助】「観光振興事業費補助金(食の力を最大活用したガストロノミーツーリズム推進事業)」公募(6/30締切)
観光庁「観光振興事業費補助金(食の力を最大活用したガストロノミーツーリズム推進事業)」のご案内です。 地方公共団体・観光地域づくり法人(DMO)・民間事業者等が、「食」の力を最大活用したガストロノミー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集