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2023年1月25日地理空間情報アプリプラットフォームサービス「mapry」を提供する「マプリィ」が資金調達

2023年1月24日、株式会社マプリィは、資金調達を実施したことを発表しました。
マプリィは、地理空間情報アプリプラットフォームサービス「mapry」を提供しています。
「mapry」は、森林などの膨大な測量データなどの空間情報を手軽に取得し、シームレスに解析・活用できるアプリプラットフォームです。
2023年1月現在、林業・森林管理における調査業務を効率化するアプリ「mapry 林業」、土場の丸太情報・立木・炭素の情報をリアルタイムで共有するアプリ「mapry 森林PF」、スマートフォンで手軽に径級・丸太の直径・材積などの高精度なデータを三次元スキャンできるアプリ「mapry 木材検収」、毎木調査・標準地調査に特化したアプリ「mapry 毎木調査」、LiDARを用いた三次元測量アプリ「mapry 測量」を提供しています。
今回の資金は、アプリケーション開発、リモートセンシング機器などのハードウェア開発の加速に充当します。
2020年に発売されたiPhone12 Pro/Max(とそれ以降のiPhone)には、LiDARというリモートセンシング技術が搭載されています。
LiDARとは、光を放ち、その光が跳ね返ってくるまでの時間によって物体までの距離・形状を計測するという技術で、解像度が高く計測がスピーディであることを特徴としています。
iPhoneなどのスマートフォンに搭載できるほど小型化が進み、建設現場などでも空間のデータを取得するために活用が推進されています。
「mapry」は、このLiDARで取得できる地理空間情報を活用するためのアプリプラットフォームです。
現在は主に林業向けのアプリを提供していますが、今後防災・橋梁・建設・土木など、さまざまな領域向けのアプリを開発していく計画です。
効率化はどの業界でも大きな課題となっています。創業期は最新のシステムを導入できる機会でもあるため、自社に合ったシステム・ツールを選定・導入するとよいでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。
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