創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年1月13日シェアリング型統合マーケティング事業を展開する「ブリーチ」が融資により46億円調達
2023年1月12日、株式会社ブリーチは、総額46億円の資金調達を実施したことを発表しました。
みずほ銀行及びりそな銀行をアレンジャーとするシンジケートローンによる資金調達です。
ブリーチは、D2C領域に特化したシェアリング型統合マーケティング事業を展開しています。
商品の広告費用をブリーチが肩代わりし、実際に商品を売れた後に発生するレベニューの一部をシェアするというモデル(レベニューシェア型)でマーケティングサービスを提供しています。
レベニューシェアとは、発注側と受注側で利益を分配する「成果報酬型」の契約のことです。
受注者は無償・安価で業務を請け負い、事業によって得た収益から事前に取り決めておいた割合で報酬を受け取ります。
主にWebサイト制作やシステム開発など、IT関連のビジネスにおいて採用されています。
レベニューシェアのメリットとしては、発注側の負担が低く仕事を依頼しやすくなり、受注者側はより多くの顧客を獲得できる、長期・継続的に利益が得られる可能性があることなどが挙げられます。
また、レベニューシェア型は事業の成功・リスクを共有するため、事業者側の仕事の質が高くなるという特徴があります。
近年、インターネットの利用者・利用率が増加し、インターネットのメディアとしての影響力が強くなっているに伴い、デジタルマーケティングの重要性も高まっています。
D2C(Direct to Consumer)は、自社で企画・製造した商品を直接ユーザーに届けるというビジネスモデルであり、近年大きく成長している領域です。
D2Cは基本的にインターネットをベースに顧客との接点を構築します。そのためデジタルマーケティングが非常に重要となるのですが、D2Cは資金力に乏しいことが多く、マーケティング戦略を推進できないことが課題となるケースがあります。
ブリーチはこうしたD2C領域に特化し、レベニューシェア型でマーケティング事業を展開しています。
D2Cビジネスは、顧客の声を直接聞くことができ、即座にプロダクトに反映できることが大きな魅力です。また、SNSなどインターネットを使ったマーケティングとも相性が良いといわれています。「冊子版創業手帳」では、創業期でも実施できるネットを活用したマーケティングのノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BLEACH D2C シェアリング ブリーチ マーケティング マーケティング支援 レベニューシェア 統合 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年7月22日、AnyMind Group株式会社は、「Performance Growth(パフォーマンス グロース)」をローンチしたことを発表しました。 「Performance Growt…
2023年3月3日、株式会社Domuzは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Domuzは、観葉植物・花のD2Cオンラインストア「AND PLANTS」を運営しています。 ライフスタイ…
2019年9月18日、株式会社GENEROSITYは、経営陣が保有する特別目的会社(SPC)を通じて、親会社であるニューホライズンキャピタル株式会社から当社株式の100%を取得し、マネジメント・バイア…
2022年7月1日、ジオマーケティング株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 商業施設とテナント事業者のマッチングをコアとした店舗開発・リーシングDXプラットフォーム「glea…
2020年10月19日、Start-X合同会社は、「Movie-X」を開始したことを発表しました。 「Movie-X」は、動画のプロフェッショナルが揃ったフリーランス集団から専用のチームを組成し、企業…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…