注目のスタートアップ

店舗開発・テナント事業者の立地マーケティングプラットフォーム「gleasin」提供の「ジオマーケティング」が1億円調達

company

2022年7月1日、ジオマーケティング株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

商業施設とテナント事業者のマッチングをコアとした店舗開発・リーシングDXプラットフォーム「gleasin(グリーシン)」を開発・提供しています。

テナント事業者向けには、競合ブランド分析・GPS商圏分析・物件レコメンドサービスを提供しています。これにより、店舗開発における営業活動と出店判断業務の大幅な効率化を実現しています。

商業施設運営者向けには、ブランドレコメンドサービス、直接スカウト機能、リーシングリスト・商談ステータスなどの管理機能を提供しています。これにより、リーシング業務の効率化を実現しています。

今回の資金は、高度な立地分析と売上予測の機能の強化に充当します。

ほとんどスマートフォンにはGPSが搭載されており、日々膨大な量の位置情報データが蓄積されています。

また、2018年11月から、日本版GPSの準天頂衛星「みちびき」4機体制によるサービス提供が開始されています。2023年には7機体制への拡充が予定されています。

「みちびき」の運用開始により、さらにデータの精度が向上し、位置情報データの種類・量が飛躍的に拡大することが予測されています。

GPSでは、ユーザーの緯度・経度を数分から数十分単位で測位し、測位の際には測位日時や誤差などの情報を取得しています。このデータを用いることで、人が移動した軌跡を知ることができ、地理情報と結びつけることでさまざまな分析ができます。

とくに実店舗を運営するビジネスにおいて商圏分析はもっとも基本となるマーケティングの考えです。

商圏分析は、出店エリアの決定から、競合の分析、チラシの配布先の決定などのプロモーション、将来の需要予測などさまざまな施策に活用できます。

新型コロナウイルス感染症の影響により空きテナントが増加している現在では望んだエリアに出店できる可能性も高くなっています。

そのため商圏分析を活用し、素早い店舗開発を行うことが重要となっています。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ DX gleasin グリーシン テナント ブランド マーケティング マッチング リーシング レコメンド 事業 出店 分析 効率化 商業施設 店舗 株式会社 物件 立地 資金調達 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

デジタル保険代理店「コのほけん!」を運営する「Sasuke Financial Lab」が12億円調達
2025年6月26日、Sasuke Financial Lab株式会社は、総額約12億円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約32億円となりました。 Sasuke Finan…
海外企業との取引を簡単にするグローバルマルチ決済プラットフォームを提供する「RemitAid」が5500万円調達
2024年11月8日、株式会社RemitAidは、総額5500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 プレシリーズAラウンドでの資金調達は総額2億円となります。 RemitAidは、海外企業との…
医療人材の紹介・派遣事業を展開する「ナラティブ・ガイド」が資金調達
2023年8月17日、株式会社ナラティブ・ガイドは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社ジョイプランニングです。 ナラティブ・ガイドは、医療従事者を必要とする法人への採用・定着支…
保育業界向けのタレントマネジメントツール「KatagrMa」提供の「カタグルマ」が資金調達
2021年9月24日、株式会社カタグルマは、資金調達を実施したことを発表しました。 保育業界向けのタレントマネジメントツール「KatagrMa(カタグルマ)」を提供しています。 保育施設の施設・人材マ…
クラウド型車両管理システム「AI-Contact」展開の「ジェネクスト」にエンジェル投資家の島田亨氏が資本参加
2022年7月1日、ジェネクスト株式会社は、エンジェル投資家の島田亨氏が株主として資本参加したことを発表しました。 ジェネクストは、安全運転を促進する運行管理アプリ「AI-Contact(アイ・コンタ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集