注目のスタートアップ

宿泊施設向けDXソリューションを展開する「Tabi Life」が6,400万円調達

company

2023年1月10日、Tabi Life株式会社は、総額6,400万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、社名をLYNKED株式会社からTabi Life株式会社に変更したことも併せて発表しています。

Tabi Lifeは、宿泊業界向けエンゲージメントツール「スマホコンシェルジュ」(旧:SPOT)の提供や、宿泊施設のブランディング・サービスに応じたシステムの提供、データ分析サービスを展開しています。

今回の資金は、「スマホコンシェルジュ」の機能強化などに充当します。


コロナ禍により観光業は大きな打撃を受けることになりました。2023年1月時点で、倒産したホテル・旅館会社は100社を超えています。

一方で、コロナ禍においても業績を伸ばしているホテルもあります。

これらのホテルの多くは、テクノロジーの活用と、新たな顧客体験の創出を鍵としています。

また、宿泊業はコロナ以前から高いインバウンド需要によって人手不足が大きな課題となっており、業務効率化とホスピタリティの向上を両立するための施策が求められています。

水際対策が緩和された現在では訪日観光客も増加しており、円安も伴って数多くの観光客が訪れることが想定されています。

デジタル化は宿泊施設における業務効率化とホスピタリティの向上を同時に実現するものであり、訪日観光客の増加が見込まれるなか、もっとも重要な取り組みのひとつとして認識されています。

とくに客室に泊まる顧客とのデジタルな接点は、宿泊施設側からの情報発信、顧客からの問い合わせ対応の効率化・高度化などのホスピタリティ向上に資するものとして注目されており、さまざまなサービスが登場しています。

さまざまな業界でデジタル化が進んでいます。創業期はコストの問題から多くのシステムを導入できないかもしれませんが、負担の大きな部分をデジタル化することで相当の負担を軽減することが可能です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ DX エンゲージメント ソリューション デジタル化 ホテル 宿泊施設 旅館 株式会社 観光 観光業界 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療を開発する「イノバセル」が資金調達
2025年8月21日、イノバセル株式会社は、資金調達を発表しました。 シリーズDラウンドにおける合計調達額は、73億円超となりました。 イノバセルは、便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療・再生医療…
腸内細菌研究にもとづいた医療・創薬を推進する「メタジェンセラピューティクス」が23.2億円調達
2025年9月8日、メタジェンセラピューティクス株式会社は、総額23億2000万円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は42.6億円となりました。 メタジェンセラピューティクス…
Web3スタートアップの「プレイシンク」が4.7億円調達
2022年11月4日、株式会社プレイシンクは、総額4億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 プレイシンクは、NFT技術を活用したさまざまなサービスを開発しています。 LDH JAPA…
コスメブランド「PHOEBE BEAUTY UP」と美容メディアを展開する「DINETTE」が8億円調達
2022年3月30日、DINETTE株式会社は、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DINETTEは、D2Cコスメブランド「PHOEBE BEAUTY UP」や、美容メディア「DINE…
日本公庫・研究フォーラム2022「持続可能性の世紀を切り拓くベンチャー起業家~不確実な21世紀の創業環境を乗り越えて~」11/25開催
株式会社日本政策金融公庫は、日本公庫・研究フォーラム2022「持続可能性の世紀を切り拓くベンチャー起業家~不確実な21世紀の創業環境を乗り越えて~」の開催を発表しました。 持続可能性という観点から今後…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集