注目のスタートアップ

オンラインの学び場「SOZOW PARK」を運営する「SOZOW」が4.3億円調達

company

2022年11月30日、SOZOW株式会社(旧:GoVisions株式会社)は、総額約4億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

SOZOWは、オンラインの学び場「SOZOW PARK」や、オンラインのフリースクール「SOZOWスクール」などを展開しています。

「SOZOW PARK」は、子どもの好奇心を起点としたオンラインの習い事サービスです。

2022年11月現在、以下のコース(アクティビティ)を提供しています。
・プログラミング・マインクラフト・デザイン・動画制作を行う「デジタルクリエイティブコース」
・お金・投資・経済ビジネス・事業づくり「ビジネス&お金マスターコース」
・プログラミング・マインクラフト・ゲーム制作「マイクラプログラミングコース」
・プログラミング・Webデザイン「ディズニーテクノロジア魔法学校コース」
・SDGs・社会課題・チーム探求「グローバルSDGsコース」

また、コースを通じて得られた成果・作品を発表するオンライン発表会、成果・作品を共有できるオンラインコミュニティも提供しています。

今回の資金は、「SOZOW PARK」、2023年4月に正式オープン予定のフリースクール事業「SOZOWスクール」の採用や、マーケティングに充当します。

また、新事業としてオンラインだけではなくリアルで交流できる取り組みとして、地域の方や地域課題とふれあうことで「日本全国を学びの場」とする「旅するキャンパス(仮称)」(2023年予定)や、「エリアキャンパス」の準備、国境・人種を飛び越えるインターナショナルな教育も見据えた投資やアライアンスを強化する予定です。

近年のAIなどの先端技術の発展は、これまでに経験したことのない社会・産業構造の変化をもたらすと考えられています。さらに、気候変動・災害・国際紛争など、世界情勢の変化も激しくなっています。

この予測が難しく変化が著しい時代をVUCAの時代と呼びます。

VUCAの時代では、大きな変化に対応し、持続可能な社会を実現できる能力が必要とされています。とくに次世代を担う子どもたちはこの能力を身につけることが重要であると考えられています。

しかし従来の教育ではこうした能力を身につけることが難しいことから、文部科学省は新たな教育手法として、科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・アート(Art)・数学(Mathematics)の領域を重視するSTEAM教育を推進しています。

このように公教育においても教育は変わりはじめていますが、それ以上に子どもに幅広い領域の学びを受けさせたいというニーズも高まっています。

こうした背景から、さまざまな領域の教育・学びを提供するオンラインスクールが登場しています。

成功できる起業家になるためには、やはり勉強が欠かせません。「冊子版創業手帳」では、成功している起業家のインタビューを多数掲載しています。先人の思考やアイデアを知ることは、新たなビジネスの創造に役立つことでしょう。

カテゴリ 有望企業
関連タグ EdTech SDGs オンライン プログラミング 子ども 学び 教育 株式会社 習い事 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

パートナー(代理店)/アライアンス領域における戦略構築から活用支援のコンサルティング事業を手がける「deex」が6,500万円調達
2023年7月24日、deex株式会社は、総額約6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 deexは、パートナー(代理店)/アライアンス領域における戦略構築から活用支援のコンサルティング…
ARを使ったシューティング・バトル・ゲーム開発の「Graffity」が1億円調達
2020年1月21日、Graffity株式会社は、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ARシューティング・バトル「ペチャバト」を開発・提供しています。 現在は、チーム戦を行うことが可…
眼鏡型ARデバイス向けディスプレイシステムや高精度空間認識ソフトウェア開発の「Cellid」が5億円調達
2021年11月11日、Cellid株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 汎用単眼カメラで動作する空間認識アルゴリズム「Cellid SLAM」の提供や、「Cellid SL…
遺伝性希少疾患の創薬研究を行う「リボルナバイオサイエンス」が6.7億円調達
2023年5月25日、株式会社リボルナバイオサイエンスは、総額約6億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 リボルナバイオサイエンスは、遺伝性希少疾患を対象としたRNAを標的とする低分…
Frich株式会社 富永源太郎|P2P互助プラットフォームの事業展開が注目の企業
P2P互助プラットフォームの事業展開で注目なのが富永源太郎さんが2018年1月に創業したFrich株式会社です。 P2Pとは「Peer-to-Peer(ピアトゥピア)」の略称で、端末がサーバを介さず端…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集