注目のスタートアップ

新たな青果流通システムの構築を目指す「アースサイド」が「滋賀銀行」とサステナブル評価融資の契約を締結

company

2022年11月21日、株式会社アースサイドは、株式会社滋賀銀行と、『しがぎん』サステナブル評価融資2億円の契約を締結したことを発表しました。

アースサイドグループは、持ち株会社アースサイドのほか、青果卸売市場間の取引やブランド野菜事業を手掛ける株式会社トレード、仲卸業者や食品加工業者間の取引を担う株式会社ディール、グループを物流の面から支える株式会社クルーズの3つの主要な事業会社で構成される企業グループです。

野菜の生産から物流、販売に至るバリューチェーンの最適化や、豊かな未来につながる新しい青果流通システムの構築を目指しています。

今回の融資に関するテーマを「新鮮で持続可能なフードインフラの構築」とし、グループの事業活動を通じて国内青果流通の最適化・多様性向上や、地域の農業生産者の経営持続化に貢献すべく、サステナビリティ目標を設定しています。

物流の機能は一般消費者には見えにくい部分ではありますが、ありとあらゆるモノは物流網によって届けられています。

つまり物流は重要な社会インフラのひとつであり、その機能が途絶えてしまうと、幅広い領域に大きな影響を与えることになります。

物流業界が直面する課題は、人口減少に伴う労働力不足、災害対策、DX(デジタルトランスフォーメーション)やデジタル化、SDGsへの対応など多岐にわたります。

農水産品に関しては、他の品物よりも輸送における平均拘束時間が長いこと、青果流通の合理化・効率化のための規格の標準化などが特有の課題として挙げられます。

アースサイドグループは、卸売市場感の需要と供給を調整することによる青果物の価格安定、ブランドの確立による農業生産者の経営安定化・持続化、多様な取引先の開拓による青果流通全体の合理化・取引の適正化を目指し事業を展開しています。

企業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ アースサイド クルーズ サステナブル サステナブル評価融資 システム ディール トレード 株式会社 構築 流通 融資 野菜 青果
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

うつ病など精神疾患を対象としたVRとアプリによる治療方法「VRデジタル療法」を開発する「BiPSEE」が資金調達
2023年6月1日、株式会社BiPSEEは、資金調達を実施したことを発表しました。 BiPSEEは、うつ病を中心とした精神疾患を対象として、VRとスマートフォンアプリを用いた新たな治療方法「VRデジタ…
「ワーク・ライフバランス」が働き方を変えるための会議に必要な議題やタスク管理できるSaaS「カエル会議オンライン」をリリース
2020年8月27日、株式会社ワーク・ライフバランスは、「カエル会議オンライン」を提供開始することを発表しました。 「カエル会議オンライン」は、ワーク・ライフバランスが考案した、働き方改革に不可欠な会…
イメージ認識型高速セルソーティング技術を用いた治療・診断プラットフォームを開発する「シンクサイト」が28.5億円調達
2021年5月19日、シンクサイト株式会社は、総額28億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIが駆動するイメージ認識型高速セルソーティング技術を用いた治療・診断プラットフォームの…
グローバルカーライフテックサービス「cars」を運営する「cars」が15億円調達
2023年9月12日、cars株式会社は、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 carsは、グローバルカーライフテックサービス「cars」を展開しています。 生活者のカーライフをエン…
「自然電力」が共創投資プラットフォーム「自然ファンド」を設立
2019年12月13日、自然電力株式会社は、「自然ファンド(SHIZEN Fund)」を設立することに合意したことを発表しました。 これは、自然エネルギー発電所の開発や、保有・運営事業への共創投資プラ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集