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2022年11月18日体験型デジタルスポーツフィールド「スポーツ60&スマート」を展開する「エアデジタル」が建設会社「安藤・間」による出資受け入れ

2022年11月15日、エアデジタル株式会社は、株式会社安藤・間による出資を受け入れたことを発表しました。
エアデジタルは、体験型デジタルスポーツフィールド「スポーツ60&スマート」(埼玉県久喜市)や、国内外からのデジタルスポーツの調達とそのカスタマイズ、デジタルスポーツ施設の開発、デジタルスポーツマシンの導入などを展開しています。
主にプロジェクタースクリーンを利用したスポーツシミュレーターを取り扱っており、「スポーツ60&スマート」では、2022年11月現在、10種ほどの体験型デジタルスポーツマシンが稼働しています。
商業施設の空きスペースを活用し、デジタルスポーツによるフレイル(虚弱)予防や運動習慣化プログラムの提供により、デジタルを活用した健康増進を形にしていくことを目指しています。
今回の安藤・間(安藤ハザマ)からの出資受け入れにより、「スポーツ60&スマート」において、中高年高齢者の健康維持やフレイル予防を実現するため、サービス開発と収益基盤の強化を進めていきます。
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スポーツは、心身の健康の保持・増進のためにも重要であり、健康的な社会を実現するためにも必要不可欠なものです。
国内の国民医療費は年間約42兆円に達しており、これまでの何かあったら病院に行くという考えではなく、病気にかからないよう健康増進につとめることが必要であるとされています。
一方、スポーツを始めるには道具などが必要となるほか、専用の場所も必要です。
スポーツ施設の多くは有料であり、広い場所や芝の手入れなどが必要となるスポーツ設備の使用料は高額となり、日常的に利用できる場所ではありません。
こうした状況の中、コロナ禍による屋内でのスポーツ需要も高まったこともあり、プロジェクタースクリーンを活用した体験型スポーツマシンに注目が集まっています。
体験型スポーツマシンは、センサーなどを活用することでボールなどの動きをシミュレーションし、スクリーン上に反映することで、スポーツを体験できる仕組みです。
ゴルフ、野球、サッカー、アーチェリーなどさまざまなスポーツがあり、さらにスペースもそれほど必要とせず、安全性もある程度コントロールできることから、全国の大型商業施設などに導入される事例も増えています。
他社との協業・連携では自社にはないリソースを活用できるため、事業の大きな成長の可能性があります。「冊子版創業手帳」では、協業・連携できる会社を見つけるための一歩として、人脈を作るためのノウハウを解説しています。
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