健康管理アプリ「カロミル」を提供する「ライフログテクノロジー」とAIによる献立・栄養管理支援アプリを提供する「おいしい健康」が業務提携

tips

2022年11月7日、ライフログテクノロジー株式会社は、株式会社おいしい健康と、業務提携契約を締結したことを発表しました。

ライフログテクノロジーは、健康管理アプリ「カロミル」を開発・提供しています。

食事の写真を撮ることでAIが解析して自動で栄養素を計算し、日々の食事を記録するアプリです。

さらに推論AI(食事、運動、属性、アプリの起動状況など)によって3か月後の体重を推測することが可能です。

おいしい健康は、AIによる献立・栄養管理支援アプリ「おいしい健康」と、時間栄養学にもとづく食事タイミング支援アプリ「食べリズム」を開発・提供しています。

「おいしい健康」は、専門家のレシピとAIによって献立づくりを支援するサービスです。

糖尿病、高血圧、脂質異常などの生活習慣病に対する食事療法を家庭で実践するための献立や、ダイエット・メタボ対策、妊娠中などに最適な献立づくりを支援しています。

今回の提携により、お互いの強みをかけ合わせながら、食事の選択~記録~食事の管理まで一貫したサービスの提供をそれぞれのアプリで実現することを目指します。

人間が健康的に生活するには、食事によってエネルギーを摂取するだけでなく、身体の調子を整える栄養素が必要です。

しかし食生活の偏りによって摂取する栄養素が偏ってしまうことがあり、その状況が長く続くと、高血圧、糖尿病、脳出血などのリスクが高まります。

この食事や運動などの生活習慣を大きな理由とする疾患を生活習慣病といいます。日本の全人口の約15%が生活習慣病の患者であるといわれており、この生活習慣病を予防するためにも健康的な生活を実現することが重要となっています。

しかし、食生活の改善や栄養管理のためには、食事に含まれている栄養素を計算し、それを日々記録することが必要となります。

栄養素はインターネットで検索したり本で調べたりすることで知ることは可能ですが、毎日の食事のたびに調べごとをするのは個人にとって大きな負担です。

「カロミル」は、食事の写真を撮影するだけで栄養素を計算し記録してくれるというアプリであるため、栄養素の計算・記録の負担が大きく軽減されます。

さらに、今回のおいしい健康との提携により、個々人に最適な献立を提案できるようになるため、食事を中心とした健康管理・健康増進において包括的なサービスとなっていくことでしょう。

ヘルスケアは企業の健康経営にとっても重要です。雇用人数が50人未満の事業場のストレスチェックは任意とされていますが、生産性の向上のためにも実施したほうがよいでしょう。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、社労士によるストレスチェック対応について詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ AI おいしい健康 カロミル ヘルスケア ライフログテクノロジー 健康 健康管理 写真 料理 栄養 栄養素 株式会社 業務提携 献立 生活習慣病 管理 自動 計算
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

多用途EV商用車「ELEMOシリーズ」を展開する「HW ELECTRO」とエアエナジー事業・コーティング事業を展開する「アネスト岩田」が資本業務提携
2023年3月16日、HW ELECTRO株式会社は、アネスト岩田株式会社と、自動車納車前整備(PDI)の業務提携ならびに資本提携を締結したことを発表しました。 HW ELECTROは、多用途EV商用…
イベント・マーケティング・システム運営の「EventHub」が2.3億円調達
2020年2月6日、株式会社EventHubは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 イベント・マーケティング・システム「EventHub」を開発・運営しています。 イベント…
「フロンティアパートナーズ」が新しいフリーランス向け「案件紹介サービス」をリリース
2020年1月27日、株式会社フロンティアパートナーズは、「案件紹介サービス」をリリースしたことを発表しました。 病気やケガ、育児や介護の時にも収入を確保できる、フリーランス向けのサービスです。 利用…
宇宙機開発事業などを手掛ける「PDエアロスペース」が1億円調達
2020年4月15日、PDエアロスペース株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 高度100kmに到達可能な「完全再使用型サブオービタル宇宙飛行機」の開発や、航空宇宙、自動車、I…
AIマッチングテクノロジーを活用した高還元SES「カイマク・テックファーム」を展開する「カイマク」が7,200万円調達
2024年5月21日、株式会社カイマクは、総額7,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 カイマクは、AIマッチングテクノロジーを活用した高還元SES(システムエンジニアリングサービス)「…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集