注目のスタートアップ

「福祉はぐくみ企業年金基金」の導入サポートなどを展開する「ベター・プレイス」が3億円調達

company

2022年11月1日、株式会社ベター・プレイスは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ベター・プレイスは、福祉はぐくみ企業年金基金の導入推進、導入支援、各種サポート業務を行う「はぐくみ基金サービス」や、企業型確定拠出年金(DC)の設計・導入・運営管理を行う「企業型確定拠出年金サービス」、資産形成支援システム「はぐONE」、福祉業界向けITシステム開発事業を展開しています。

今回の資金は、「はぐくみ基金」加入者へのサービス拡大、資産形成支援システム「はぐONE」の開発体制の強化などに充当します。

「福祉はぐくみ企業年金基金(はぐぐみ基金)」とは、保育や介護など、社会の発展を下支えする人たちの資産形成や福利厚生を支援するため、2018年に発足した新しい企業年金制度(確定給付企業年金)です。

加入者の元本が保証されていることや、大手生命保険会社が運用していること、経営者・役員も加入できること、確定拠出年金(DC)や類似制度と異なり老後ではなく退職時に受給できることなどが特徴です。

さらに、資産のほとんどを元本保証・安定運用ファンドで運用し、また複数の国内大手生命保険会社に運用を委託することでリスクを最小化しています。

また、育児・介護休業時といった受取可能なタイミングが多様であることが大きなメリットであり、離職率の低下にも効果があります。

企業としてのメリットは、実質的に掛金拠出の負担がなく導入できることや、節税、社会保険料の節減が見込めることが挙げられます。

福祉業界向けに制度設計された年金制度ですが、現在では福祉業界以外の法人にも幅広く導入されています。

企業経営では先を見据えた資金の運用・管理が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ DC サポート はぐONE ベター・プレイス 企業型確定拠出年金 導入 導入支援 支援 株式会社 福祉 福祉はぐくみ企業年金基金 管理 設計 資産形成 資金調達 運営
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

おもちゃのサブスクリプション・レンタル・サービス「トイサブ!」運営の「トラーナ」が1億円調達
2020年12月7日、株式会社トラーナは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 0歳3カ月〜満6歳の乳幼児向け知育玩具・おもちゃのサブスクリプション・レンタル・サービス「トイサブ!」を…
発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」開発・製造の「DAIZ」と「きちりホールディングス」が資本業務提携
2020年10月22日、DAIZ株式会社は、株式会社きちりホールディングスと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 DAIZは、発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・製造しています。 …
AI与信審査技術などを手がける「H.I.F.」が「ハイブリッドテクノロジー」と資本業務提携
2023年8月31日、H.I.F.株式会社は、株式会社ハイブリッドテクノロジーズと資本業務提携を行うことに合意したことを発表しました。 H.I.F.は、AI与信審査技術の開発・提供や、法人版後払い(保…
日本発の技術を基盤に米国で次世代植物工場事業を展開する「Oishii Farm」が30億円調達
2024年2月28日、Oishii Farm Corporation(本社:アメリカ・ニュージャージー州)は、日本円にして総額約30億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Oishii Farm…
専属M&Aエージェントサービスを中小企業向けに提供する「RISONAL」を運営する「オーナーズ」が1.8億円調達
2023年1月13日、オーナーズ株式会社は、総額1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オーナーズは、専属M&Aエージェントサービスを中小企業向けに提供する「RISONAL」を運営…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集