「SBINFT」がコンテンツ事業者向けにNFTマーケットプレイス機能をWeb APIで提供する「TOKEN CONNECT」を発表

tool

2022年10月27日、SBINFT株式会社は、新サービス「TOKEN CONNECT」を発表しました。

「TOKEN CONNECT」は、コンテンツ事業者向けにNFTマーケットプレイス機能をWeb APIで提供するサービスです。

NFTマーケットプレイス事業に必要な機能、運営ノウハウ、会計・財務処理に関するサポートなど、すべての業務をワンストップで提供します。

提供する機能は、NFT発行機能、NFT販売機能(固定価格、オークション)、NFT購入機能、マーケット機能(二次流通)、パートナー機能です。

SBINFTは、クリプトアーティスト登録制によるNFTマーケットプレイス「SBINFT Market」、NFTコンサルティング事業「NFT Consulting」を展開しています。

2021年9月にSBIホールディングスの連結子会社としてSBIグループに参画しています。

NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは、ブロックチェーン技術を活用することで、改竄されていないことや個人が所有していることを証明する証明書のようなデータが記録されたデジタルデータのことです。

一般的なデジタルデータは複製・改竄が容易であるため、現実世界でのモノとしての価値を与えることは困難です。

NFTは、ひとつひとつのデジタルデータの流通を追跡し、改竄されていないこと、個人が所有していることを証明します。

これによりデジタルデータであってもモノとしての価値を与えることができ、流通数を絞ることによるプレミア価値、一点もののアートとしての提供などを可能にしました。

電子書籍・音楽・映像・イラストなど、デジタルデータを取り扱うコンテンツ事業者は、購入されたデータの不正な流通(違法アップロードや海賊版など)を完全には防ぐことができないほか、プロテクト技術などにもコストがかかっています。

NFTはこうしたデジタルな著作物の流通に関する課題を解決できる見込みがあり、現在大手コンテンツ事業者は続々とNFTの取り組みを進めています。

もしデジタルデータを低コストで販売・流通できるようになれば、自社に眠っているコンテンツ資産を収益化できます。

一方で、NFTの発行・販売・流通を担うNFTマーケットプレイスを構築するには、ブロックチェーン・NFT・暗号資産の知識が必要となることから、本格期に事業を開始するには障壁があります。

SBINFTは、このNFTマーケットプレイスの立ち上げ・運営に必要な機能をWeb APIで提供することにより、コンテンツ事業者のNFT参入を支援することを目指しています。

ECサイトはプロダクト販売のチャネルとして重要な存在です。ただ販売するだけでなく、企業・ブランドの価値観を発信するためのものとして活用することもできます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期におけるECサイトの導入について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 便利なサービス
関連タグ API CONNECT NFT NFT Consulting SBINFT Market TOKEN CONNECT Web API コンテンツ マーケットプレイス 株式会社
詳細はこちら

SBINFT、コンテンツ事業者向けにNFTマーケットプレイス機能をWebAPIで提供するサービス『TOKEN CONNECT』を発表

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

コンクリート中の塩分濃度の完全非破壊計測サービスを提供する「ランズビュー」が資金調達
2024年10月31日、株式会社ランズビューは、資金調達を実施したことを発表しました。 ランズビューは、理化学研究所(理研)の小型中性子源システム技術の社会実装を目指す理研発スタートアップです。 中性…
フリマ・アプリの出品代行マッチング・プラットフォーム「マカセル」がリリース
2020年6月2日、株式会社MONO Technologiesは、日本初の出品代行マッチング・プラットフォーム「マカセル」を2020年6月2日から開始したことを発表しました。 「マカセル」は、フリマ・…
フルオンラインのトータル美容プロデュース・サービス「SHEbeauty」が2021年春から始動
2020年12月3日、SHE株式会社は、「SHEbeauty」を2021年春から始動することを発表しました。 「SHEbeauty」は、個人向けにフルオンラインでトータル美容をプロデュースするスクール…
アニメなどのアートワークのデジタル所有権を提供する「Anique」が資金調達
2019年12月19日、Anique株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 アニメ・マンガ・ゲームなどのアートワークのデジタル所有権を、ブロックチェーンなどのテクノロジーで管理・提供する「…
D2Cコスメ・ブランドや美容メディア展開の「DINETTE」が3億円調達
2020年5月7日、DINETTE株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 コスメ・プライベート・ブランド「PHOEBE BEAUTY UP(フィービービューティーアップ)」や…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集