注目のスタートアップ

音声対話型AI「ディライト アシスタント」を展開する「ディライト」が資金調達

company

2022年10月27日、株式会社ディライトは、資金調達を実施したことを発表しました。

ディライトは、音声対話型AI「ディライト アシスタント」を開発・提供しています。

コールセンター業務においてAIが電話を受け付け、事前に設定したシナリオ(よくある質問・定形の質問)であれば受け答えを行い、そうでない場合のみ担当者に電話をつなぐことで、業務効率化・自動化を実現するSaaSです。

日本語だけでなく、30の言語に対応しています。2022年10月現在、外国政府機関(欧州)や、自治体、企業で利用されています。

近年、顧客満足度を向上させることの重要性が高まったことに伴い、営業・コールセンターの重要性がさらに高まっています。

コールセンター業務ではさらに業務量が増加しており、いかに効率化を実現するかが大きな課題となっています。

コールセンター業務は、電話対応が主な業務であることから、以前はこの部分をコンピューターに任せることはできず、大幅な効率化は困難でした。

しかし、AI技術の発展により、高精度な音声の解析が可能となり、現在はある程度のシナリオに沿った受け答えを自動化できるようになっています。

AIがまず電話の一次対応を行うことで、かかってきたすべての電話に対応する必要がなくなり、さらに定型的な対応も削減されることから、コールセンター業務の大幅な効率化が実現できます。

「ディライト アシスタント」は、こうしたAIによるコールセンター業務の効率化・自動化を実現するサービスです。

日本語だけでなく多言語に対応しているため、より多くの企業への導入、より多くの顧客満足度の向上を実現できます。

顧客満足度の向上が重要視されている中、営業・カスタマーサポートの重要性がさらに高まっています。質の高い営業・カスタマーサポートを提供するためには専用のツールやシステムの導入が有効です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、業務を効率化・最大化させるためのシステムの導入について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI SaaS コールセンター 多言語 対話 株式会社 業務効率化 自動化 資金調達 電話 音声
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AIプラットフォーム運営の「ABEJA」が42.5億円調達!
平成30年6月29日、株式会社ABEJAは、総額約42億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 既存株主であるPNB-INSPiRE Ethical Fund 1 投資事業有限責任組合…
低コスト・高効率なCO2回収技術の開発・実用化を進める「JCCL」が4億円調達
2024年10月8日、株式会社JCCLは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 JCCLは、高性能・低コストなCO2分離回収技術の開発・実用化を進める、九州大学発スタートアップです。 今…
「カヤックLiving」が地域の人にオンラインで移住相談ができるサービスをリリース
2019年10月17日、株式会社カヤックLivingは、「SMOUTオンライン移住相談」をリリースしたことを発表しました。 「SMOUTオンライン移住相談」は、無料で700名以上の地域の人にオンライン…
緊急情報をAIで収集するサービスなどの「JX通信社」が5億円調達
2019年7月11日、株式会社JX通信社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SNS上の災害・事故・事件などの緊急情報を、AIで収集するリスク情報SaaS「FASTALERT(…
ゲームのクリエイティブ制作・漫画制作・Webtoon制作事業などを展開する「フーモア」が7.9億円調達
2023年7月6日、株式会社フーモアは、総額7億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 フーモアは、ソーシャルゲームのキャラクターのデザインなどを行うゲームクリエイティブ事業、漫画広告…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集