注目のスタートアップ

ペットシッターサービス「Sewakl」やペット見守りサービス「ペットレコ」などを展開する「ラニマル」が1.4億円調達

company

2022年10月24日、株式会社ラニマルは、総額約1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ラニマルは、ペットシッターサービス「Sewakl(セワクル)」や、ウェディングペットシッターサービス、ペットシッター講座を展開しています。

また、2022年11月に、AIセンサーによるペット見守りサービス「ペットレコ」をローンチする予定です。

「ペットレコ」は、ペットにセンサーを装着することで、動物病院監修のアプリにより活動量を確認したり、ペットシッターサービスと組み合わせて利用することで、より安心・安全なペットの見守りを実現するサービスです。

今回の資金は、事業拡大、プロダクト認知促進、PR、組織体制の強化に充当します。

国内ではペット全体の飼育頭数は減少傾向にあるものの、ペット市場自体は微増傾向にあります。

これは、ペットも家族の一員であるという意識の高まりにより、プレミアムペットフードや、ペット向け医療・保険など、ペットの健康を意識した市場が拡大したことが要因です。

たとえば、農林水産省の「小動物獣医療の現状と今後の対応(令和元年7⽉23⽇)」によると、小動物診療施設における年間売上は増加傾向にあり、また1世帯あたりの年間動物病院代も増加傾向にあることがわかっています。

こうしたペットの健康関連のプロダクトでは、ペットの体重・尿のデータを取得するIoTトイレや、ペットの活動量をトラッキングするウェアラブルデバイスなど、IoTデバイスが目立ちます。

とくにペットの活動量は、言葉によってコミュニケーションができないペットの体調の変化をすぐに把握できるため、早期に動物病院で診断してもらうことが可能となります。

新たなプロダクトや大きな機能の開発には資金調達が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法などを紹介しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI IoT アプリ ウェアラブルデバイス センサー ペット 動物 株式会社 見守り 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

心臓リハビリ治療用アプリなどを開発する「CaTe」が4億円調達
2023年7月14日、株式会社CaTeは、合計4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 CaTeは、心臓リハビリ治療用アプリなどの開発を行っています。 運動療法、日々のバイタルデータ共有、生活食…
女性向けキャリアスクール「SHElikes」を運営する「SHE」が17.5億円調達
2025年2月17日、SHE株式会社は、総額17億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SHEは、女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」や、即戦力人材マッチングサ…
天体への(再)突入技術を活かした宇宙利用サービスの提供を目指す「BULL」が1.05億円調達
2023年6月20日、株式会社BULLは、総額1億500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 BULLは、天体への(再)突入技術を活かした宇宙利用サービスの提供を目指しています。 デブリ対策装…
微小重力環境を再現する装置など提供の「スペース・バイオ・ラボラトリーズ」が1億円調達
2020年6月24日、株式会社スペース・バイオ・ラボラトリーズは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 地上で模擬的に微小重力環境を再現する重力制御装置「Gravite(グラビテ)」や…
「ピアラベンチャーズ」が採用管理システム「採用一括かんりくん」を提供する「HRクラウド」に出資
2023年3月8日、株式会社ピアラは、連結子会社である株式会社ピアラベンチャーズが運営するファンドにおいて、HRクラウド株式会社に投資を実行いたしました。 HRクラウドは、クラウド型採用管理システム(…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集