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健康経営クラウドサービス「Dr.CHECK」を提供する「リバランス」が資金調達

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2022年10月17日、株式会社リバランスは、資金調達を実施したことを発表しました。

リバランスは、健康経営クラウドサービス「Dr.CHECK」を提供しています。

勤怠データや、検診結果から、企業・従業員の健康リスクを可視化するクラウドサービスです。

さらに、産業医・保健師チームにより状態改善までをフォローするため、企業の健康経営を推進することができます。

今回の資金は、システムのブラッシュアップ、人材採用の強化などに充当します。

以前の価値観では健康管理は従業員個人の責任であると考えられていました。

しかし劣悪な労働環境やパワハラなどによって労働者の自殺が増加し、社会問題としてマスメディアなどに取り上げられ、企業の社会的責任について問われるようになりました。

こうした世論の変化もあり、健康管理は従業員本人だけでなく企業の責任でもあるという価値観へと移り変わっています。

さらに、近年は従業員の健康状態は生産性に大きく影響していることが研究によって明らかになっています。

従業員が体調不良を抱えたまま仕事に取り組むことで、その従業員は本来のパフォーマンスを発揮できなくなるだけでなく、その穴埋めとして他の従業員に負担がかかり、それが連鎖することで生産性が低下するという構造になっています。

また、国内ではさまざまな業界で人手不足が深刻となっているため、数少ない従業員にできるだけ長く、効率的に働いてもらう必要もあります。

そこで企業では、従業員の健康管理や健康増進に戦略的に取り組むことで、生産性向上につなげる「健康経営」という考え方が広まっています。

この健康経営を実施するには従業員の健康状態を把握することが重要であり、健康経営を実現するためのシステム・ツールのニーズが高まっています。

従業員のこころの状態を把握する取り組みのひとつにストレスチェックがあります。ストレスチェックは労働者が常時50名以上の事業場において実施義務がありますが、健康経営の観点からも重要となってきています。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、社労士によるストレスチェック対応について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Dr.CHECK クラウドサービス ヘルスケア リバランス 健康 健康経営 健康診断 勤怠 株式会社 検診 資金調達
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