ベトナム大手IT企業FPTの日本法人「FPTジャパンホールディングス」が「エル・ティー・エス」と資本業務提携

tips

2022年10月13日、FPTジャパンホールディングス株式会社は、株式会社エル・ティー・エスと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

FPTジャパンホールディングスは、ベトナムの最大手IT企業・FPTコーポレーション社において、オフショア開発をはじめとしたITアウトソーシング事業を展開するFPTソフトウェア社の日本法人です。

エル・ティー・エスは、業務コンサルティング事業や、SAPなどのIT導入支援事業などを展開しています。

2019年に、FPTジャパンホールディングスとエル・ティー・エスは、合併でFPTコンサルティングジャパン株式会社を設立し、大規模なシステム開発や先端的データ分析プロジェクトなどを進めてきました。

今回の資本業務提携によりエル・ティー・エスはFPTグループの一員となり、既存・新規の顧客に対しコンサルティングサービスを提供します。

経済産業省は、もし2025年までに日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が成功しなければ最大12兆円/年の経済損失が発生する可能性があると指摘しています。これを2025年の崖といいます。

DXとはテクノロジーとデータの活用により企業そのものを変革させ、競争優位性を確立する取り組みです。

国内ではDXの重要性の認識が高まり、大企業を中心にDXが推進されています。

DX・デジタル化の推進にあたって重要となる存在が、ITコンサルティング企業や、システム開発企業です。

コンサルティング企業/サービスは、DX推進において、企業の課題の洗い出しから、最適なシステム・テクノロジーの選定・導入を支援してくれます。

システム開発企業は、こうしたDXにおいて必要となるシステム開発を担う存在です。

システム開発には、自社で開発する内製、国内企業に委託するオンショア、海外企業に委託するオフショアなどいくつかの種類があります。

オフショア開発は従来はコスト削減において利用されていましたが、近年は国内におけるシステム開発のリソースが不足していることから、人材の豊富な海外企業に依頼するという形で利用される傾向にあります。

アウトソーシングはリソースの足りない創業期において大きな力となってくれます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの活用ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ FPTコーポレーション FPTジャパンホールディングス FPTソフトウェア IT アウトソーシング エル・ティー・エス オフショア開発 コンサルティング システム開発 ソフトウェア データ分析 ベトナム 導入支援 株式会社 業務 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

D2CブランドやD2Cソリューション事業を通じてファッション業界のDXを推進する「Brandit」が資金調達
2021年12月27日、株式会社Branditは、CRGホールディングス株式会社の子会社であるCRGインベストメント株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Branditは、自社生産…
SDGs人材マッチングアプリを運営する「ソーシャス」が資金調達
2023年4月27日、ソーシャス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ソーシャスは、SDGs人材マッチングアプリを運営しています。 SDGsプロジェクト(NPO、ソーシャルビジネス、公共…
プリペイドカード型の福利厚生サービスを提供する「miive」が5.8億円調達
2022年7月20日、株式会社miiveは、総額5億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 miiveは、エンゲージメントを向上するEX(従業員体験)プラットフォーム「miive」(2…
スマートホームカメラ「ATOM Cam」において動体を検知して自動録画しクラウドに保存する新サービスが導入
2021年3月24日、アトムテック株式会社は、「ATOM Cam(アトムカム)」において、「クラウドモーション検知 “無制限” 録画サービス」を開発導入することを発表しました。提供開始は2021年3月…
病院特化型の地域医療連携管理ツール「foro CRM」などを提供する「メダップ」が1.3億円調達
2025年3月12日、メダップ株式会社は、1億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 メダップは、病院特化型の地域医療連携管理ツールである「foro CRM」と、Web紹介予約システム「…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集