創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年10月15日ベトナム大手IT企業FPTの日本法人「FPTジャパンホールディングス」が「エル・ティー・エス」と資本業務提携

2022年10月13日、FPTジャパンホールディングス株式会社は、株式会社エル・ティー・エスと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。
FPTジャパンホールディングスは、ベトナムの最大手IT企業・FPTコーポレーション社において、オフショア開発をはじめとしたITアウトソーシング事業を展開するFPTソフトウェア社の日本法人です。
エル・ティー・エスは、業務コンサルティング事業や、SAPなどのIT導入支援事業などを展開しています。
2019年に、FPTジャパンホールディングスとエル・ティー・エスは、合併でFPTコンサルティングジャパン株式会社を設立し、大規模なシステム開発や先端的データ分析プロジェクトなどを進めてきました。
今回の資本業務提携によりエル・ティー・エスはFPTグループの一員となり、既存・新規の顧客に対しコンサルティングサービスを提供します。
—
経済産業省は、もし2025年までに日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が成功しなければ最大12兆円/年の経済損失が発生する可能性があると指摘しています。これを2025年の崖といいます。
DXとはテクノロジーとデータの活用により企業そのものを変革させ、競争優位性を確立する取り組みです。
国内ではDXの重要性の認識が高まり、大企業を中心にDXが推進されています。
DX・デジタル化の推進にあたって重要となる存在が、ITコンサルティング企業や、システム開発企業です。
コンサルティング企業/サービスは、DX推進において、企業の課題の洗い出しから、最適なシステム・テクノロジーの選定・導入を支援してくれます。
システム開発企業は、こうしたDXにおいて必要となるシステム開発を担う存在です。
システム開発には、自社で開発する内製、国内企業に委託するオンショア、海外企業に委託するオフショアなどいくつかの種類があります。
オフショア開発は従来はコスト削減において利用されていましたが、近年は国内におけるシステム開発のリソースが不足していることから、人材の豊富な海外企業に依頼するという形で利用される傾向にあります。
アウトソーシングはリソースの足りない創業期において大きな力となってくれます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの活用ノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | トレンド |
|---|---|
| 関連タグ | FPTコーポレーション FPTジャパンホールディングス FPTソフトウェア IT アウトソーシング エル・ティー・エス オフショア開発 コンサルティング システム開発 ソフトウェア データ分析 ベトナム 導入支援 株式会社 業務 資本業務提携 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年3月30日、株式会社GramEyeは、NEDOの2021年度「研究開発型スタートアップ支援事業/シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援(STS)」に採択されたことを発表しました…
2020年1月30日、株式会社YOUTRUSTは、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 副業・転職のキャリアSNS「YOUTRUST」を運営しています。 友人や、友人の友人か…
2023年7月24日、株式会社フォワードは、総額7,600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、特許出願中のデータ整形技術を用いた生成AI×転職・キャリアアップのサービスである「キャリア…
2024年1月17日、X Mile株式会社は、総額約18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 X Mileは、物流業界向けの人材採用システム「クロスワーク」、運送業界に特化した業務改善・経営支…
2022年1月19日、xID株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 マイナンバーカードに特化したデジタルIDソリューション「xID(クロスアイディ)」を展開しています。 エン…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
