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次世代の提携クレジットカード「Nudge」を提供する「ナッジ」が資金調達

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2022年10月12日、ナッジ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

この資金調達により、2020年2月の創業からの資金調達総額は35億円超となります。

ナッジは、次世代の提携クレジットカード「Nudge(ナッジ)」を提供しています。

スマホアプリで完結するシンプルな申込み・問い合わせや、自由なタイミングで返済できるといったユーザー体験を提供しています。

さらに、提携する企業・団体である「クラブ」を選択することで、スポーツチームやアーティストを応援し、特典をもらえるという特徴があります。

バスケットボール・サッカーなどのスポーツチームや、アーティスト、女子プロゴルファー、アイドル、自治体など、さまざまな企業・団体・個人と提携しています。

今後、株主と積極的なオープンイノベーションを進め、さらにスタートアップ間での事業連携やM&Aを見据えた体制強化を図ることを計画しています。

今回の資金は、グローバルな開発体制の強化、人員・組織・体制の強化などに充当します。

国内は他国と比べて治安が良く、また紙幣・硬貨の偽造が相対的に少なく信頼が高いことから、長らく現金主義が続いていました。

しかし、コロナ禍によって非接触での決済の需要が高まり、2021年にはキャッシュレス決済比率が32.5%になっています。

また、キャッシュレス決済には、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、コード決済があり、クレジットカードが27.7%ともっとも多く利用されています。

クレジットカード事業は、クレジットカードを利用する会員と加盟店の双方から手数料をもらうことによって成り立っています。

クレジットカードの利用者・利用回数が増えるほど利益が得られるため、入会キャンペーンや、ポイントの還元、付帯サービスなどの付加価値によってユーザーを獲得しています。

ナッジが展開するクレジットカード「Nudge」は、一般的なクレジットカードで貯まるポイントが、「クラブ」と呼ばれる提携するスポーツチーム、アーティスト、アイドル、自治体、環境保全などに還元され、ファン・利用者に対して体験型の特典が提供されるという特徴を持っています。

ファン・利用者は日々の決済で利用するだけで応援が可能であり、さらにクラブには収益とファンとの新たな接点をもたらすことができます。

クレジットカードには法人向けの法人カードというものもあります。法人カードは業務効率化などで活用できるため、リソースの足りない創業期では大きな助けとなってくれるかもしれません。「冊子版創業手帳」では、法人カードの活用法や、おすすめのカードについて詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ Fintech カード グラフ クレジット・カード クレジットカード チャレンジャー・バンク ナッジ ファイナンス 地方金融機関 提携 株式会社 次世代 資金調達 金融
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