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オペレーション構築支援事業を展開する「クロス・オペレーショングループ」(旧:アイセールス)が1億円調達

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2022年10月4日、株式会社クロス・オペレーショングループは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、アイセールス株式会社から、株式会社クロス・オペレーショングループへと社名変更したことも併せて発表しています。

クロス・オペレーショングループは、MA(マーケティングオートメーション)ツール「アイセールス(i:Sales)」と、MAツールに付随するコンサルティング・BPO(運用代行)を展開していましたが、2022年9月に「アイセールス」事業を株式会社エアトリに譲渡しています。

譲渡後は、SaaS事業はエアトリが展開し、コンサルティング・BPOといった伴走支援サービスはクロス・オペレーショングループが継続して実施しています。

また、今後クロス・オペレーショングループは、オペレーション構築支援事業に注力していく計画です。

2022年10月現在は、オペレーション構築のためのコンサルティングサービスを提供しており、今後オペレーション改善のためのクラウドツールをリリースします。

2023年初頭には、業務オペレーションの習熟・定着度合を可視化する「オペレーションクラウド」をリリースする予定です。

今回の資金は、コンサルタントの採用強化、「オペレーションクラウド」の開発促進に充当します。

企業活動において、業務を円滑に実施できる体制を構築することは、生産性向上のためにも非常に重要な取り組みです。

しかし企業では、ひとつの部門・人材に負荷がかかっている、属人的な業務から抜け出せない、業務マニュアルの効果があるのかわからないなどの課題を抱えていることがほとんどです。

また、業務効率化のためにSaaSの導入など、テクノロジーの活用、デジタル化を進めている企業も増えてきていますが、同時にツールを使いこなせていない現状もあります。

クロス・オペレーショングループはこの課題を解決するため、オペレーション領域においてコンサルティングを展開しています。

また、現在開発中の「オペレーションクラウド」は、オペレーション改善に特化したクラウドサービスです。オペレーションの成熟度を会社・部門・個人別で可視化できるため、オペレーション改善のためのサイクルを回すことが可能となります。

非効率的な業務はどのような業界にも存在します。こうした業務を効率化することで、大きく経営が改善することもあるため、クラウドサービスの導入は非常に重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期のサービスの導入について詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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