注目のスタートアップ

ベトナム人を中心としたITエンジニアを活用したラボ型開発事業を展開する「freecracy」がITエンジニア向けエージェントサービスなどを展開する「NKC ASIA」と資本業務提携

company

2022年9月28日、freecracy株式会社は、株式会社NKC ASIAと、資本業務提携契約を締結することを発表しました。

freecracyは、ベトナム人を中心とした50万人のエンジニアデータベースからスピーディにアサインし、最短1ヶ月でチーム構築を可能にするラボ型開発事業「Global Tech Hub」や、HRプラットフォーム「freeC」を展開しています。

NKC ASIAは、ITフリーランス向けのエージェントサービス「テックビズフリーランス」、開発支援事業、ITベンチャー投資などを展開しています。

優秀な日本人プロジェクトマネージャーや開発責任者の人材データベースを保有するNKC ASIAと提携し、プロジェクトのヒアリングから、人材の要件定義、スケジューリングから実行までを一気通貫でサポートします。

さまざまな産業でデジタル化やDXが推進され、ITエンジニアの需要が急激に高まっています。

しかし、経済産業省の「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(IT人材等育成支援のための調査分析事業)」によると、2018年時点ですでに22万人のIT人材が不足しており、2030年には最大で約79万人が不足すると予測されています。

そのため、国内では海外のITエンジニアを適切に活用することが必要です。

また、ベトナムでは、主に日本の案件を受注することを目的としたITエンジニアを育成するIT企業もあるなど、外国企業も日本市場を意識する動きが出てきています。

freecracyは、ベトナムなど東南アジアの優秀なエンジニアを活用したラボ型開発サービスを提供しています。

ラボ型開発とは、外部のエンジニアチームを一定期間レンタルし、開発を行う委託開発手法の一種です。

通常の委託開発ではプロジェクト単位での契約となりますが、ラボ型開発は期間を定めて契約し、その間は自社のチームとして扱えるという特徴があります。

海外のITエンジニアに依頼した場合は、国内と比較して人件費が安くすむというメリットがあります。

一方で、海外のITエンジニアに依頼する場合は、細かいコミュニケーションなどで問題が起きてしまう可能性もあるため、日本人プロジェクトマネージャーなど企業と海外チームの橋渡し役を据えることが重要です。

創業期はさまざまなリソースが不足しているため、戦略的にアウトソーシングを活用することが成長の秘訣です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ freecracy IT ITエンジニア NKC ASIA エージェント エンジニア データベース フリーランス ベトナム ラボ型開発 株式会社 海外 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

10億円規模の新ファンド「Full Commit Partners」設立へ
平成30年7月3日、山田優大氏は「Full Commit Partners」の設立を発表しました。 山田優大氏は、インキュベイトファンドのアソシエイトとしてスタートアップ投資を行っていました。 「Fu…
YouTube分析ツール「TUBERS」など提供の「クリエイターニンジャ」が資金調達
2021年12月16日、クリエイターニンジャ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 YouTube分析ツール「TUBERS」や、YouTubeマーケティングプラットフォーム、YouTube…
10分で食料品・日用品を届けるクイックコマースを展開する「OniGO」が「博報堂」と資本業務提携
2022年8月19日、OniGO株式会社は、株式会社博報堂と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 OniGOは、10分で食料品や日用品を届ける宅配スーパー「OniGO」を運営しています。 …
知識・スキル・経験など得意を売買できるスキル・マーケット運営の「ココナラ」が「セブン-イレブン」で料金支払い可能に
2020年12月22日、株式会社ココナラは、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンが展開する全国の「セブン-イレブン」21,038店において「ココナラ」の料金の支払いが可能となったことを発表しました。 コ…
グローバルリスク情報取得ツールを開発・提供する「Glocalist」が資金調達
2024年1月22日、株式会社Glocalistは、資金調達を実施したことを発表しました。 Glocalistは、グローバルリスク情報取得ツール「Glocalist」を開発・提供しています。 各国官公…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集