注目のスタートアップ

家具のサブスクリプションサービス「サブスクライフ」を運営する「ソーシャルインテリア」が13.3億円調達

company

2022年9月15日、株式会社ソーシャルインテリアは、総額約13億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ソーシャルインテリアは、家具のサブスクリプションサービス「サブスクライフ」や、家具・家電のオフプライスマーケット「サブスクライフ オフプライス」、オフィス構築支援サービスを展開しています。

今回の資金は、「サブスクライフ」「サブスクライフ オフプライス」のシェア拡大、家具の循環型社会づくりの実現に向けた施策の加速に充当します。

月額料金でサービスやプロダクトの利用権を提供するビジネスモデルであるサブスクリプションサービスはさまざまな領域に広がっています。

音楽や動画のストリーミング配信などからはじまったサブスクは、今ではクルマや家具など高価な商品にも広がっています。

とくにクルマ・家具などは高価であるため、一度購入すると買い替えなどが難しいものです。

しかし、クルマ・家具は機能性だけでなく、その見た目も魅力のひとつです。とくに家具は部屋の印象を決定づけるものであるため、もし気軽に家具を買い替えられるのであれば、さまざまな家具を試してみたいという潜在的なニーズは多くあるのではないかと考えられます。

家具のサブスクリプションサービスは初期費用が安いことや、処分費用がかからないこと、模様替えのハードルが下がることなどのメリットがあります。

また、もっと大きなことに廃棄の削減と、家具の二次利用が促進されることが挙げられます。

SDGs(持続可能な開発目標)の策定もあり、世界中では循環型社会の構築に向けた動きが加速しています。

国内では、親元を離れて暮らす人が増加していますし、仕事の都合で引っ越す可能性もあります。このような状況では高価な家具を長く使うということは困難です。

しかし家具のサブスクリプションサービスはこの状況を変え、より循環性の高い家具の利用を促進できる可能性を秘めています。

株式会社ソーシャルインテリアのコメント

このニュースを受けまして、株式会社ソーシャルインテリアよりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

人材採用と認知拡大施策をメインとしております。

・今後の展望を教えてください。

ミッションである「よいものが、循環する社会へ」の実現に向けて、メーカー様とともに、三方良しのサービスを目指してまいります。

・読者へのメッセージをお願いします。

先行き不透明な時代の中、当社のサービスの成長に期待をいただくことができ、今回の調達を発表することができました。ご支援いただいている関係会社様に心より感謝申し上げます。当社のオフィス構築支援はスタートアップ/大手から非常にお引き合いも多い状況です。当社がお役に立てることがございましたら、お気軽にご連絡いただけましたら幸いです。

オフィス家具や内装はオフィスの生産性にも大きく影響してきます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「リモートワーク手帳」では、オフィス内装の考え方や、自然の取り入れる効果など、理想的なオフィスの作り方について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ オフィス オフプライス オフプライスマーケット サブスクライフ サブスクリプション ソーシャルインテリア 家具 家電 循環型社会 支援 株式会社 構築 資金調達
オフィス移転手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳の大久保が解説!
合同会社と株式会社の違いサムネイル
合同会社とは?株式会社との違い、メリット・デメリットをわかりやすく比較
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
事業計画書とは?書き方の18ステップやメリットを解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

電動キックボードシェアリングサービス「Bird」を運営する「BRJ」が「あいおいニッセイ同和損保」と資本業務提携
2023年9月6日、BRJ株式会社は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 BRJは、世界最大の電動キックボードシェアリングサービス「Bird」を展開…
新規事業の立ち上げ代行を手がける「PMFコンサルティング」がPEファンド会社「Procube Investment」と業務提携
2023年5月29日、株式会社コンフィデンスは、関連会社である株式会社PMFコンサルティングが、Procube Investment株式会社と業務提携したことを発表しました。 コンフィデンスは、新規事…
自治体・企業のEV導入をトータルサポートする「REXEV」が「鈴与商事」と資本業務提携
2023年6月5日、株式会社REXEVは、鈴与商事株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 REXEVは、法人・自治体のEV導入をトータルサポートする「Flemobi(フレモビ)」、…
労務相談プラットフォーム「HRbase PRO」を提供する「Flucle」が2.3億円調達
2024年9月26日、株式会社Flucleは、総額約2億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Flucleは、労務相談プラットフォーム「HRbase PRO」を提供しています。 社会保…
リモートワーク環境整備プラットフォーム「リモートHQ」提供の「HQ」が7億円調達
2022年11月16日、株式会社HQは、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 HQは、社員ごとに最適なリモートワーク環境の整備をアウトソースできる福利厚生サービス「リモートHQ」を提供…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集