創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年9月6日スマホARゲームを開発する「CoilSite」が2,000万円調達

2022年9月5日、株式会社CoilSiteは、2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
CoilSiteは、スマートフォン向けARゲームを開発しています。
拡張現実を用いた高い没入感、プレイヤーに週1友人との外出のきっかけを与えるようなスマホゲームを開発しています。
今回の資金は、新規ゲームの開発、採用活動による組織づくりの強化に充当します。
—
AR(Augmented Reality, 拡張現実)とは、現実空間にデジタルデータ/コンテンツを重ね合わせて表示することで、現実空間を拡張する技術です。
現実世界とデジタル世界を重ね合わせて表示するには、スマートフォンのカメラや、専用のメガネ型デバイスであるARグラス(ARメガネ)が利用されます。
ARを活用した有名なゲームに、Niantic社と株式会社ポケモンが共同開発したスマートフォン向け位置情報ゲームアプリ『Pokémon GO(ポケモンGO)』があります。
『ポケモンGO』は、スマートフォンのカメラを通じて現実空間にポケモン(デジタルコンテンツ)を重ね合わせて表示することができます。
さらに、位置情報を利用することで、現実空間の特定の場所を訪れることがゲームシステムに組み込まれています。
これにより、ゲームというデジタルな空間と現実空間を融合させたゲーム体験を提供しています。
一方で、スマートフォンの画面は小さく、さらにコンテンツを表示するためにカメラを利用する必要があるため、没入感の高いAR体験を提供することが難しいという課題があります。
CoilSiteは、こうしたスマートフォンにおいても、これまでにない高さの没入感のあるゲームをつくることを目指しています。
株式会社CoilSiteのコメント
このニュースを受けまして、株式会社CoilSite 代表取締役 細井椋太氏よりコメントが届きました。
・今回の資金調達の目的は何ですか?
仮説に基づいた新しいゲームのプロトタイプを本格的に製作するため。
・今後の展望を教えてください。
ひとまずはアジアとアメリカのストアランキングで1位を取ります。その後は実店舗と連携したビジネスを展開し、ARグラスの普及に合わせてゲームを進化させていきます。
・読者へのメッセージをお願いします。
日本をもう一度世界一の国にしましょう!
事業を開発するには資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなどを詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | AR CoilSite エンターテインメント ゲーム スマートフォン スマホ 拡張現実 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年7月10日、株式会社Haluは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Haluは、障害者や高齢者など、従来のプロダクト開発では見逃されていた人びとのニーズに着目し、当事…
2022年2月28日、エーテンラボ株式会社は、総額3億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 習慣化アプリ「みんチャレ」を開発・運営しています。 勉強・ダイエット・運動・糖尿病改善など…
2021年3月18日、yup株式会社は、株式会社SEPTAと業務提携契約を締結したことを発表しました。 yupは、フリーランス向けに報酬即日払いサービス「先払い」を提供しています。 SEPTAは、フリ…
2024年6月27日、Nature株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、2024年2月から実施しているシリーズDラウンドの資金調達の合計額は、約12.2億円となりまし…
2020年6月4日、メダップ株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 大病院(DPC対象病院)に特化した地域連携強化サービス「foro CRM」を提供しています。 医療分野での関…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

