注目のスタートアップ

積算業務の自動化システム「AI積算」を提供する「H2Corporation」が3.1億円調達

company

2024年8月22日、株式会社H2Corporationは、総額3億1000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

H2Corporationは、積算業務の自動化システム「AI積算」や、現場の予算状況や原価を見える化するSaaS「KISO」を開発・提供しています。

「AI積算」は、紙やPDFの平面図から手動で拾っていた積算業務を改善するSaaSです。

今回の資金は、以下の取り組みに充当する予定です。
・AI積算の対応範囲を広げる/AI技術技術者や導入支援人員の拡充
・KISOの現場管理機能と元請け・下請け企業間の機能の拡張
・生成AIを活用した機能の提供開始


積算業務とは、建設業界において工事にかかる費用を算出する業務です。

建設業は莫大な金額が動きます。積算業務によって計算された結果によって工事の予算を組むことから、積算業務は建設プロジェクトにおいて重要な役割を担っています。

積算業務では、設計図などから工事に必要な部材などの数量を拾い出す必要があります。材料の種類、数量、職人の労務量、建設機械の使用料など、ありとあらゆる数量を拾い出し、単価を掛けて費用を計算します。

さまざまな図面を読み解き、正確に計測しなくてはならないことから、労力がかかり専門性も高い業務となっています。

こうした背景のもと、H2Corporationは、積算業務の効率化を実現するSaaS「AI積算」を提供しています。

ビジネスによって社会課題に立ち向かっていくためには、資金調達が重要となります。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AI積算 BtoB H2Corporation KISO SaaS システム 予算 建設 建設業 株式会社 現場 積算 積算業務 自動化 見える化 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

オンラインカタログギフトや法人向けギフトサービス「3X’s ticket」などを展開する「ギフトパッド」が1億円調達
2022年9月13日、株式会社ギフトパッドは、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、直近では2022年8月17日に、10億円の資金調達を発表しています。 ギフトパッドは、セールスプロモ…
「プレシジョン」が一般向けに医学情報サイト「お医者さんオンライン」/診療所向けにAI診療支援システムを無償提供
2021年2月17日、株式会社はプレシジョンは、2,000名の著名医師による医学情報データベースを活用し、一般向けに家庭の医学情報サイトとして無償公開、診療所向けにはAI診療支援システムを無償提供する…
体力テストのデジタル集計システム「ALPHA」を提供する「Pestalozzi Technology」が3億円調達
2025年3月24日、Pestalozzi Technology株式会社は、3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Pestalozzi Technologyは、学校教育機関向けに、体力テスト…
東南アジア圏で医療DXサービスを展開する「メドリング」が「MRT」と資本業務提携 グループ会社に
メドリング株式会社は、MRT株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 この提携により、MRTはメドリングの株式のうち約21%を取得し、メドリングはMRTの持分法適用会社となります。 メ…
デイサービス向けリハビリ業務支援SaaS「リハプラン」運営の「Rehab for JAPAN」が7億円調達
2021年5月24日、株式会社Rehab for JAPANは、総額7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 デイサービス向けリハビリ業務支援SaaS「リハプラン」を運営しています。 要介護者の…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集