注目のスタートアップ

株式投資型クラウドファンディング展開の「FUNDINNO」がADワークスグループ子会社の「エンジェル・トーチ」から資金調達

company

2022年8月26日、株式会社FUNDINNOは、株式会社ADワークスグループの子会社でCVC事業を展開する株式会社エンジェル・トーチから、新株予約権にて資金調達を完了したことを発表しました。

FUNDINNOは、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」、クラウド経営管理ツール「FUNDOOR」、未上場株のマーケット「FUNDINNO MARKET」を提供しています。

エンジェル・トーチの出資は、『ADWGグループ第1次中期経営計画』で掲げる資金調達の多様化や価値創造のための知の探索に寄与するものであり、「ファイナンス・アレンジメント事業」構想の一環として行われたものです。

ADWGの「ファイナンス・アレンジメント事業」構想は、ADWGの資金余力だけではスタートアップの成長可能性を最大限に活かすことができないという課題から、FUNDINNOへの出資、岡三デジタル証券準備株式会社への出資、Siiibo証券株式会社との業務提携という3つを組み合わせ、さらにADWG独自のライツオファリングのノウハウを活用した資金調達スキームを提供するものです。

FUNDINNOとの協業(出資)により、CVC事業の投資対象企業に対し、グループの資金だけでなく、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」を通じて、個人投資家からの資金調達をアレンジします。

株式投資型クラウドファンディングとは、スタートアップやベンチャー企業などの未上場企業が未公開株式を発行し、多数の投資家から資金調達するクラウドファンディングのことです。

通常、スタートアップなどの未上場企業の株式を取得できるのは、資金や人脈があるVCやエンジェル投資家に限られています。

株式投資型クラウドファンディングは、未上場企業への株式投資にアクセスできる環境を個人投資家にも提供し、これによりスタートアップエコシステムの活性化を目指しています。

スタートアップの成長には資金調達が欠かせません。累計200万部を発行する起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、クラウドファンディングを成功させるためのノウハウや、VCから出資を受けるための方法などを掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ADWG ADワークスグループ CVC FUNDINNO エンジェル・トーチ クラウドファンディング スタートアップ 出資 成長 株式会社 株式投資 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

スマホで事前注文の「O:der」の運営元が「JR東日本グループ」と資本業務提携
株式会社Showcase Gigは、JR東日本スタートアップ株式会社と、資本業務提携することを合意したことを発表しました。 Showcase Gigは、事前注文・決済ができるモバイル決済システム「O:…
2人の対話にリアルタイムで生成AIが伴走する1on1支援ツール「emochan」を提供する「KOU」が5,000万円調達
2023年9月4日、株式会社KOUは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 KOUは、1on1支援ツール「emochan」を提供しています。 2人(管理職・部下)の対話にリアルタ…
無人・非対面の24時間レンタカーサービス「オールタイムレンタカー」を展開する「バリュートープ」が1億円調達
2025年6月6日、バリュートープ株式会社は、総額1億円の資金調達を発表しました。 バリュートープは、無人・非対面の24時間レンタカーサービス「オールタイムレンタカー」を展開しています。 アプリから予…
ゲノム編集受託サービス提供の「セツロテック」が資金調達
2020年11月9日、株式会社セツロテックは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、瀬戸内地域の観光産業活性化に取り組む官民連携組織「せとうちDMO」を構成する株式会社瀬戸内ブランドコーポ…
信頼できるAI実現のための独自のソリューションを提供する「Citadel AI」が5.2億円調達
2023年7月12日、株式会社Citadel AIは、総額5億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Citadel AIは、信頼できるAI実現のための独自のソリューションを提供してい…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集