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学習管理アプリ「Studyplus」などを提供する「スタディプラス」が資金調達

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2022年8月24日、スタディプラス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

スタディプラスは、学習管理アプリ「Studyplus」や、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」、電子参考書プラットフォーム「Studyplusブック」を展開しています。

「Studyplus for School」は、学習管理アプリ「Syudyplus」で先生と生徒をつなぎ、生徒の日々の学習状況を先生が見守り助けることができる、学習管理プラットフォームです。

紙の教科書・参考書、デジタル教材など、あらゆる学習ログを一元管理し、先生の業務負荷を軽減し、さらに学習の個別最適化を実現します。

2022年8月現在、全国の学校・学習塾など1,000校以上に導入されています。

今回の資金は、各プロダクトの新機能開発、人材採用、マーケティング活動に充当します。

国内では教員の長時間労働が大きな課題となっていることは多くの人がご存知のことでしょう。

文部科学省の「教員勤務実態調査」(2016年度)によると、小学校教諭の33.4%、中学校教諭の57.7%が、過労死ラインを超える月80時間以上の残業をしていました。

この長時間労働は社会問題となり、教育機関では働き方改革に向けた取り組みが進められています。

これにより、2021年4月の時間外勤務の割合は、小学校において月80時間超が8.2%、中学校では19.9%、高等学校では11.0%と大きく減少しています。

この時間外労働の減少は、教育機関におけるデジタル化・テクノロジー活用が進み、業務効率化が進んだことが理由であると考えられます。

また、業務効率化としてだけでなく、教育のクオリティを向上させたり、デジタルスキルの向上を目指すため、2021年4月から生徒ひとりひとりに端末を支給するGIGAスクール構想がはじまっています。

こうしたデジタルシフトが進んでいくことで、教員のさまざまな業務が効率化され、その分、生徒ひとりひとりを直接見られる時間が増えていくことでしょう。

スタディプラス株式会社のコメント

このニュースを受けまして、スタディプラス株式会社よりコメントが届きました。

(コメントはプレスリリースから抜粋)

・今回の資金調達の目的は何ですか?

当社が提供するソフトウェアプロダクトである「Studyplus」や「Studyplus for School」、出版社の皆様と共同で取り組んでいる電子参考書プラットフォーム「Studyplusブック」の機能強化を目的としています。

・今後の展望を教えてください。

私教育・公教育の現場に存在する課題に対して当社が提供できるソリューションを着実に増やしていきます。

・読者へのメッセージをお願いします。

当社ミッションである「学ぶ喜びをすべての人へ」の達成に向けて、教育データの利活用等も視野に入れた個別最適化学習の実現に向けた取り組みを今後も続けていきます。

人手不足は教育領域だけでなく、さまざまなところで大きな課題となっています。人手不足によって従業員に負担がかかってしまうと生産性が低下してしまいます。さらには健康にも被害が出てしまう可能性もあります。そのためデジタル化やテクノロジーの活用によって業務効率化・省人化を図ることの重要性が高まっています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、業務効率化を実現するシステムの整備などについて解説しています。

カテゴリ 有望企業
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