注目のスタートアップ

新規事業やITサービス開発を支援するデザインワークスペースを提供する「LibeLi-io」が資金調達

company

2022年8月17日、株式会社LibeLi-ioは、資金調達を実施したことを発表しました。

LibeLi-ioは、デザインワークスペース「LibeLi-io(リベリオ)」を提供しています。

新規事業やITサービス開発において、アイデア・企画・設計などすべてのシーンに応じて最適なフォーマットを提供するSaaSです。

チーム開発で必要な、“全体の進め方”と“各プロセスのアウトプット”をビジュアルとしてわかりやすく作成管理できます。

作図やボードなどさまざまなフォーマットでドキュメントを作成でき、同時編集機能によってリモートワークにも対応しています。

今回の資金は、サービス拡充や、それに伴う人員拡充に充当する予定です。

チームでプロジェクトを進めていくには、スムーズなファイルの共有、コミュニケーション、ドキュメントのリアルタイム編集、進捗管理などさまざまな機能が必要となります。

これらチームで必要となる機能を提供するサービスをコラボレーションツールといいます。

しかしチーム作業では、エクセル、ワード、チャット、進捗管理、バージョン管理など多種多様なツールを利用することになるため、必要な情報を確認したり、プロジェクトがどのように進んでいるのか確認することが難しくなります。

LibeLi-ioは、こういったチームプロジェクトの課題を解決するため、プロジェクトの進め方の作成・ビジュアル化と、ドキュメントを作成・管理・共有などができるデザインワークスペース「LibeLi-io」を提供しています。

株式会社LibeLi-ioのコメント

このニュースを受けまして、株式会社LibeLi-io 代表取締役 金誠樹氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

主に追加機能の開発及び日本及び海外に向けたマーケティング活動を行うことを目的としております。

・今後の展望を教えてください。

私たちはリースと共にグローバルでLibeLi-ioを展開しており、今後も国内外問わず広げていきたいと思っております。

現状まだ私たちが考えるプロダクトの完成度としてはまだまだ足りない物や機能が沢山あり今後ユーザーの皆様のご意見をもとにグローバルスタンダードなプロダクトを開発し続けていきます。

まずはアジア圏をターゲットとした展開を強化してまいりたいと思っております。

直近のプロダクトマイルストーンとしましては、プロジェクトの進め方に+アルファでプロセス(マイルストーン)のスケジュールの管理ができる機能や、新しいフォーマットの追加などを検討しております。

・読者へのメッセージをお願いします。

昨今プロジェクトを推進する役割の人が圧倒的に足りないという状況に陥っており、その課題を払拭すべくLibeLi-ioを立ち上げました。

率直に私自身のほぼ全ての財産を投じ、3年にわたり企画設計開発を進めてまいりました。

LibeLi-ioが解決しようとしている課題は、私自身の人生で常に感じてきたものばかりで、それはプロジェクトに携わる皆様にとっても共感頂ける課題ばかりだと考えております。

まだまだ立ち上がったばかりで足りない機能なども多くございますが、確実に皆様を満足させることができるプロダクトへ進化していくと強く信じており、また必ずそのような素晴らしいサービスに仕上げてまいります。

LibeLi-ioは現段階から確実に様々な進化を遂げていくプロダクトになることは明確で大きな変貌を遂げる道筋はすでに考えています。

それらを一つ一つ段階的に皆様に提供しフィードバックを頂きながら、世界中のプロジェクトの品質を上げられるサービスにしていきたいと思います。

私たちはLibeLi-ioの進化は止まらず常に変化をもたらすこと間違いないと自負しています。

また日本でもグローバルで通用するサービスを作れるというところを示していきたいと思います。

皆様と一緒に作りあげ進化していく“コラボレーションワークスペースLibeLi-io”を何卒よろしくお願い申し上げます。

リモートワークをはじめるためには、Web会議ツールやコラボレーションツールなどの導入が必要となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「リモートワーク手帳」では、リモートワークをはじめるために必要なものや、快適なリモートワーク環境を実現するツールについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ LibeLi-io チーム チーム・コラボレーション デザインワークスペース プロジェクト リベリオ ワークスペース 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

中古マンションのオンライン買取「すむたす買取」運営の「すむたす」が5億円調達
2020年2月4日、株式会社すむたすは、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIを活用し最短2日での中古マンション買取を実現するオンライン買取サービス「すむたす買取」や、手数料無料の…
SiC(炭化ケイ素)半導体を活用した次世代パワーデバイスの製品開発を行う「ネクスファイ・テクノロジー」に「荏原実業」が出資
2023年6月30日、荏原実業株式会社は、ネクスファイ・テクノロジー株式会社に出資したことを発表しました。 ネクスファイ・テクノロジーは、大阪大学吹田キャンパス内に所在するスタートアップで、炭化ケイ素…
感覚共有技術「BodySharing」の研究開発・事業開発を手がける「H2L」が資金調達
2023年3月30日、H2L株式会社は、トヨタ紡織株式会社をリード投資家とする資金調達を実施したことを発表しました。 H2Lは、感覚共有技術「BodySharing」の研究開発と事業開発を手がけていま…
葬儀周辺サービス提供の「よりそう」が20億円調達
2019年9月2日、株式会社よりそうは、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 一律プランの葬儀サービス「よりそうのお葬式」や、僧侶手配サービス「お坊さん便」を提供しています。 今回の資…
AIで学習を個別最適化する「atama+」提供の「atama plus」が51億円調達
2021年7月21日、atama plus株式会社は、約51億円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIで学習を個別最適化する「atama+(アタマプラス)」を全国の塾・予備校に提供しています。…

大久保の視点

「千代田区CULTURExTECH ビジコン2024」が丸の内TOKYO創業ステーションで2024年3月19日に開催
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
(2024/3/19)
明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得は宇宙ビジネスの蓮見大聖さん明治大学4年「AMATERAS SPACE」
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2024/3/13)
Coral Capitalが虎ノ門ヒルズで「Startup Aquarium 2024」を開催。VCが大規模キャリアイベント
ベンチャーキャピタルのCoral Capitalが主催する「Startup Aquarium 2024」が2024年3月2日(土)に虎ノ門ヒルズで開催されま…
(2024/3/2)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】