注目のスタートアップ

暗号資産の金融機関として信頼性のあるサービスの提供を目指す「Next Finance Tech」が資金調達

company

2022年8月9日、株式会社Next Finance Techは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、独立系ベンチャーキャピタルのANRIです。

Next Finance Techは、ゴールドマン・サックス出身の創業者らによって設立された企業です。

暗号資産の金融機関として日本国内の顧客向けに信頼性のあるサービスの提供を行っていくことを目指しています。

ブロックチェーンが発表されたのは2008年のことです。翌年の2009年からブロックチェーン技術を活用した暗号資産であるビットコインの運用が開始されました。

暗号資産は24時間365日取引可能、海外への送金・決済がスピーディ・安価といった特徴を持っており、次世代の決済手段として普及すると考えられています。

一方で、現状の暗号資産は決済手段としてはあまり利用されていません。

というのも、ビットコインなどの暗号資産はもっぱら投機の対象として見られており、価格の変動率が大きい(ボラリティが高い)ことから、日常的な決済手段として利用することが難しくなってしまっているからです。

この課題を解決するため、円やドルなどの法定通貨を担保とするなどの仕組みによって価格の変動を抑えた暗号資産であるステーブルコインといったものも近年登場しています。

また、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産においても、短期的なトレードよりも長期的に保有する人が増えており、ビットコインでは約75%が非流動的なコインであるといわれています。

こうした状況の中、長期的な資産運用として暗号資産に投資する機関投資家なども増えており、今後さらに暗号資産は普及していくと考えられています。

企業経営でも先を見据えた資金の運用・管理は重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ブロックチェーン 仮想通貨 暗号資産 株式会社 資金調達 金融機関
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ノンデスク産業向けSaaS・プラットフォームを提供する「X Mile」が18億円調達
2024年1月17日、X Mile株式会社は、総額約18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 X Mileは、物流業界向けの人材採用システム「クロスワーク」、運送業界に特化した業務改善・経営支…
「Securitize」のデジタル証券発行・管理プラットフォームと「SBI」のデジタル・ウォレット・ソリューションが統合
2020年12月18日、Securitize Japan株式会社と、SBIデジタルアセットホールディングス株式会社は、Securitizeのデジタル証券発行・管理プラットフォーム、SBIの投資家向けウ…
LINEからハイヤーを呼べる「VIPハイヤー配車」を運営する「ライトマークス」が1億円超調達
2022年5月19日、株式会社ライトマークスは、1億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、本田圭佑氏が手がける個人ファンド「KSK Angel Fund LLC」です。 ライトマーク…
ブロックチェーンゲーム/VRゲームを開発する「Thirdverse」が20億円調達
2022年11月22日、株式会社Thirdverseは、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Thirdverseは、ブロックチェーンゲームや、VRゲームの企画・開発・運営を行ってい…
法人プリペイドカード一体型経費精算サービス「Staple」提供の「クラウドキャスト」が資金調達
2022年7月7日、クラウドキャスト株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、三井住友信託銀行株式会社がSBIインベストメント株式会社と共同で設立したプライベートファンド「SuMi…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集