創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年7月29日映像クリエイター向けAI作曲サービスを提供する「SOUNDRAW」が1.8億円調達
2022年7月28日、SOUNDRAW株式会社は、総額約1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
SOUNDRAWは、映像クリエイター向けAI作曲サービス「SOUNDRAW」を開発・提供しています。
AIによって無数に生み出されるフレーズを組み合わせ、楽曲の尺・構成・楽器・テンポなどを自由にカスタムできるサービスです。
これにより動画に合ったロイヤリティーフリーのBGMを自分でつくれるようになります。
今回の資金は、UI/UXの抜本的なリニューアル、楽曲の大幅の追加、海外市場への本格展開に充当します。
すでにロサンゼルスに海外マーケティングの拠点を整備し、現地のマーケター数名をチームに迎え入れています。
—
スマートフォンの普及により、YouTubeなどの動画プラットフォームは大きく広がっています。
若年層ではテレビの視聴時間よりもインターネット動画コンテンツの視聴時間のほうが長いというデータもあるため、メディアの勢力図も大きく変化しています。
YouTubeでは、制作した動画を継続的に公開する個人・組織のことをYouTuber(ユーチューバー)といいます。
動画は、映像・音声・BGM・テロップなどさまざまな要素で構成されています。
BGM(音楽)は映像にとって大きな要素であることがわかっており、たとえば大学の研究ではホラー映画のBGMを変更することで怖さがなくなるということが判明しています。
一方で、多くの動画クリエイターは作曲のスキルを持っていないため、作曲家に依頼するか、ストックBGMを購入するか、ライセンスフリーのBGMを利用するかといった手段で音楽を入手しています。
コストの問題からライセンスフリーのBGMを利用している動画クリエイターは、他人の動画でも使われていた音楽を使わざるを得ない、動画にぴったりな音楽を探すことが困難であるといった課題を抱えています。
SOUNDRAWは、こうした動画クリエイターの音楽にまつわる課題を解決するため、AI作曲サービス「SOUNDRAW」を提供しています。
動画コンテンツの広がりにより、動画プラットフォームに広告を配信する動画広告市場も拡大しています。また動画は情報量が多いメディアとして注目されており、PR・マーケティングとして取り組む価値が高まっています。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるSNSやインターネットを活用したマーケティングのノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI BGM SOUNDRAW クリエイター 作曲 制作 動画 映像 株式会社 資金調達 音楽 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年10月13日、株式会社BetaMindは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Vidbase」β版の提供を開始したことも併せて発表しています。 「Vidbas…
2023年3月27日、GOOPASS株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 GOOPASSは、カメラのサブスクリプションサービス「GOOPASS」、カメラを手にしてから撮影体験を楽しむまで…
2019年10月8日、株式会社UNIVRSは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 特許出願中の、VR酔いを防止する移動技術を保有しています。 従来のVRコンテンツでは、VR酔…
2020年8月18日、株式会社ジェニオは、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 グループ・チャット・ツール「Slack」の提携アプリ「Kiara(キアラ)」を提供しています。 「…
2022年1月12日、株式会社Cheerは、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ベンチャー・成長企業に特化した就職サイト「CheerCareer(チアキャリア)」を運営しています。…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…