創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年7月28日法人プリペイドカード一体型経費精算サービス「Staple」を提供する「クラウドキャスト」が資金調達

2022年7月27日、クラウドキャスト株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、株式会社常陽銀行が出資するCVCファンド「Jレイズ投資事業有限責任組合」です。
クラウドキャストは、法人プリペイドカード一体型経費精算サービス「Staple(ステイプル)」を提供しています。
従業員ごとに発行できる「Stapleカード」と一緒に利用することで、従業員の経費の立て替えや経費精算業務の効率化を実現するサービスです。
プリペイドカードであるため与信審査を必要とせず、スタートアップや中小企業でもすぐに発行できることが特徴です。
常陽銀行グループとの協業・連携体制を強化し、常陽銀行グループにおける事業領域の拡大、地域におけるDX推進、地域経済の活性化分野で、新たなビジネスの創出や既存ビジネスのサービスレベル向上に貢献していきます。
—
従来の経費精算のフローでは、従業員がガソリン代や交通費などを立て替え、経費精算申請書に支払日時・目的・金額などを記入し、領収書やレシートと一緒に提出して承認を得ることで経費精算が完了します。
しかしこの経費精算業務は、記入漏れや記入ミスなどのミスが発生したり、領収書を紛失したり、承認者が不在で書類を確認できなかったりなど、多くの問題が発生することが多い業務のひとつです。
また、従業員にとっては一度支払いを立て替える必要があり、出張などで高額になる場合はさらに負担がかかってしまいます。
さらにコロナ禍によってテレワークが普及したことで、経費精算のために出社しなくてはならないという課題が生じているため、経費精算を効率化するサービスのニーズが高まっています。
経費精算を効率化を実現するサービスとしては、領収書・レシートをスマートフォンで撮影することで経費精算を自動化するものや、領収書・レシートを専用の業者に送付することで入力をすべて代行してもらえるものなどさまざまなサービスが提供されています。
「Staple」は、法人向けプリペイドカード一体型のシステムを特徴とした経費精算サービスです。プリペイドカードで支払うだけでリアルタイムに経費精算されるため、経費の立て替えと経費精算作業が大幅に削減されます。
従来から課題となっていた非効率的な業務は、現在さまざまなアイデアによって解決され、大幅な効率化が実現しています。非効率的な業務は多くの損失を発生させるため、最適なサービスを導入することが重要です。「冊子版創業手帳」では、最適なシステムの選び方や、社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | 効率化 株式会社 法人 経費精算 自動化 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年8月6日、株式会社EVモーターズ・ジャパンは、総額1億9500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約65.6億円となりました。 EVモーターズ・ジ…
2023年5月23日、株式会社Hacobuは、総額14億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Hacobuは、クラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」シリーズと、物流DX…
2020年10月9日、株式会社Minoruは、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)と業務提携することを発表しました。 Minoruは、家賃を払い続けることで最終的にはマイホームとなる、新しい住…
2025年3月10日、株式会社エキュメノポリスは、総額2億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エキュメノポリスは、言語学習支援サービス「LANGX(ラングエックス)」を開発・提供して…
2021年11月25日、株式会社SARAHは、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 グルメコミュニティアプリ「SARAH」と、外食ビッグデータサービス「FoodDataBan…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

