注目のスタートアップ

法人プリペイドカード一体型経費精算サービス「Staple」を提供する「クラウドキャスト」が資金調達

company

2022年7月27日、クラウドキャスト株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社常陽銀行が出資するCVCファンド「Jレイズ投資事業有限責任組合」です。

クラウドキャストは、法人プリペイドカード一体型経費精算サービス「Staple(ステイプル)」を提供しています。

従業員ごとに発行できる「Stapleカード」と一緒に利用することで、従業員の経費の立て替えや経費精算業務の効率化を実現するサービスです。

プリペイドカードであるため与信審査を必要とせず、スタートアップや中小企業でもすぐに発行できることが特徴です。

常陽銀行グループとの協業・連携体制を強化し、常陽銀行グループにおける事業領域の拡大、地域におけるDX推進、地域経済の活性化分野で、新たなビジネスの創出や既存ビジネスのサービスレベル向上に貢献していきます。

従来の経費精算のフローでは、従業員がガソリン代や交通費などを立て替え、経費精算申請書に支払日時・目的・金額などを記入し、領収書やレシートと一緒に提出して承認を得ることで経費精算が完了します。

しかしこの経費精算業務は、記入漏れや記入ミスなどのミスが発生したり、領収書を紛失したり、承認者が不在で書類を確認できなかったりなど、多くの問題が発生することが多い業務のひとつです。

また、従業員にとっては一度支払いを立て替える必要があり、出張などで高額になる場合はさらに負担がかかってしまいます。

さらにコロナ禍によってテレワークが普及したことで、経費精算のために出社しなくてはならないという課題が生じているため、経費精算を効率化するサービスのニーズが高まっています。

経費精算を効率化を実現するサービスとしては、領収書・レシートをスマートフォンで撮影することで経費精算を自動化するものや、領収書・レシートを専用の業者に送付することで入力をすべて代行してもらえるものなどさまざまなサービスが提供されています。

「Staple」は、法人向けプリペイドカード一体型のシステムを特徴とした経費精算サービスです。プリペイドカードで支払うだけでリアルタイムに経費精算されるため、経費の立て替えと経費精算作業が大幅に削減されます。

従来から課題となっていた非効率的な業務は、現在さまざまなアイデアによって解決され、大幅な効率化が実現しています。非効率的な業務は多くの損失を発生させるため、最適なサービスを導入することが重要です。「冊子版創業手帳」では、最適なシステムの選び方や、社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Jレイズ投資事業有限責任組合 Staple Stapleカード クラウドキャスト ステイプル 三井住友信託銀行 効率化 常陽銀行 株式会社 法人 経費精算 自動化 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

歯科業務DXを支援する「エミウム」が6億円調達
2025年3月26日、エミウム株式会社は、総額約6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 エミウムは、歯科業務DXを支援する東京科学大学発ベンチャーです。 歯科技工基幹業務クラウドソフト「エミウ…
「マネーフォワード」と「ジャフコ」が共同でスタートアップ企業支援プログラムを開始
2020年12月4日、株式会社マネーフォワードは、ジャフコ グループ株式会社と共同で、「スタートアップ企業支援プログラム」を開始することを発表しました。 第1弾として、ジャフコの投資先企業に対し、「マ…
「セキュア」と「ヘリックス」 現場DXを推進するクラウド型ウェアラブルカメラを共同で提供開始
2022年8月15日、株式会社セキュアと株式会社ヘリックスは、ウェアラブルカメラで撮影した映像を活用して現場DXを推進する新たなクラウド・AIソリューション「フルスタックカメラ ウェアラブルタイプ」の…
勤務シフト自動作成サービス「Shiftmation」を提供する「シフトメーション」が9億円調達
2024年5月16日、株式会社シフトメーションは、総額9億円の資金調達を実施したことを発表しました。 シフトメーションは、勤務シフト自動作成サービス「Shiftmation」を開発・提供しています。 …
海外ビジネスメディア「海外情報ナビ」 現地調査サービス「ちょこシル」を提供開始
2022年5月26日、株式会社クロス・マーケティンググループの関連会社である株式会社gr.a.mは、運営する海外ビジネスメディア「海外情報ナビ」において、新サービス「ちょこシル」の提供を開始します。 …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集