注目のスタートアップ

採用管理システム「sonar ATS」を提供する「Thinkings」が16.2億円調達

company

2022年7月26日、Thinkings株式会社は、総額16億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Thinkingsは、採用管理システム「sonar ATS(ソナーエーティーエス)」と、「sonar ATS」内から多様なHRサービスを導入できるマーケットプレイス「sonar store」を提供しています。

「sonar ATS」は、採用業務の自動化や連携サービスの多さに強みを持つ採用管理システムです。

各種求人媒体・採用メディアやイベントなどすべての応募経路からのデータを一元管理し、応募者へのLINE連絡・状況分析・応募者への効果的な動機形成を実施することができます。

また、「sonar ATS」を利用することで明確になった採用課題を、「sonar store」で取り扱う各社のHRサービスを購入・導入することで課題解決につなげることができます。

今回の資金は、連携先のさらなる拡充、「sonar ATS」「sonar store」の認知度向上に向けたマーケティング施策、採用強化に充当する予定です。

企業の成長のためには企業が求めている人材の採用が欠かせません。

とくに近年はDXの推進など業務が高度になってきているため、エンジニア人材などスキルを持った人材の中途採用も増加してきています。

そのため採用業務は企業全体に関わってくる重要な業務なのですが、多くの企業では採用業務に課題を感じています。

主な課題としては、マンパワー不足、採用にかかるコスト、人材のミスマッチ、人材の定着などが挙げられます。

中小企業は採用活動にかけられるリソースが大企業よりも少ないため、こうした課題はさらに重いものとしてのしかかってきます。

そこで注目されているのが、ATS(採用管理システム)です。

ATSは、採用業務を一括管理するためのシステムです。ATSでは、求人案件の管理、求人情報の作成、履歴書など応募者情報の管理、日程調整などの効率化、内定通知、内定後のフォローなどを一括で行えるため、採用業務の工数を大幅に削減できます。

「sonar ATS」は、求人媒体だけでなく、LINE・Slackなどのコミュニケーションツールなどとの連携も充実していることが特徴で、外部ツールの活用が多い採用業務においては大きな効率化につながります。

人材の採用は、企業の成長にとって重要です。しかし創業期の人材採用は大きな投資のため失敗ができません。「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ATS HR sonar ATS Thinkings 人事労務 人材採用 採用 採用業務 採用管理 株式会社 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

RFIDにより在庫・物品の位置を自動取得しデジタルマップ上に表示する「Locus Mapping」を展開する「RFルーカス」が「イトーキ」と資本業務提携
2024年7月3日、RFルーカス株式会社は、株式会社イトーキと資本業務提携を締結したことを発表しました。 RFルーカスは、RFID(ICタグ)により在庫・物品の位置を自動取得してデジタルマップに表示す…
ゲノム編集技術などの品種改良技術×スマート養殖技術の「リージョナルフィッシュ」が20.4億円調達
2022年9月5日、リージョナルフィッシュ株式会社は、総額20億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ゲノム編集技術などを活用した超高速の品種改良技術とスマート養殖を組み合わせた次世…
不動産投資家向け資産運用アプリや不動産管理会社向けDXサービスなどを手がける「WealthPark」が25.1億円調達
2024年5月14日、WealthPark株式会社は、総額25億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 WealthParkは、不動産投資家向け資産運用アプリ「WealthPark」や…
空間コンピューティング技術を用いたサービス・プロダクトを展開する「MESON」が資金調達
2024年12月10日、株式会社MESONは、資金調達を実施したことを発表しました。 MESONは、空間コンピューティング技術を用いたサービス・プロダクトを企画・デザイン・開発しています。 Apple…
半導体検査装置の検査時間短縮を実現する“電子ビーム生成装置”を提供する「Photo electron Soul」が6.2億円調達
2020年7月17日、株式会社Photo electron Soulは、総額6億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 名古屋大学発ベンチャーで、独自の革新的な電子ビーム技術を核に開発…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集