注目のスタートアップ

DXを活用した戦略コンサルティング事業やIT受託開発事業を展開する「アルサーガパートナーズ」が3.3億円調達

company

2022年7月21日、アルサーガパートナーズ株式会社は、総額3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

DXを活用した戦略コンサルティング・開発・運用を提供する事業と、IT受託開発・共同開発事業を展開しています。

アジャイル開発によって品質とスピード感を両立させたITサービスの提供を特徴としています。

今回の資金は、戦略コンサルティング事業の強化、人材採用、コーポレート部門の組織体制と施策の強化、労働環境の整備と従業員への福利厚生の充実などに充当します。

経済産業省は、もし2025年までに日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が成功しなければ最大12兆円/年の経済損失が発生する可能性があると指摘しています。これを2025年の崖といいます。

経済産業省はDXを「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」と定義しています。

このようにDXはただのデジタル化ではなく、テクノロジーやデータを活用したビジネス・組織・業務プロセスを確立する必要があります。

そのため、企業が現在抱えている課題を明確にし、テクノロジー・データを活用してどのように解決していくのかを設計しなければなりません。

一方で、AI・ブロックチェーン・ロボットなどの先端技術の発展は著しく、テクノロジーの専門家でない経営者などは最先端技術を正確に捉え、理解することが難しい状況となっています。こういった背景から、DXコンサルティングのニーズが高まっているのです。

DXを拒むもののひとつにレガシーなシステムがありますが、創業期はなにも導入されていないまっさらな状態であるため、自分の好きなようにシステムを構築できます。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ DX IT アルサーガパートナーズ コンサルティング デジタル・トランスフォーメーション 受託開発 支援 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ソフトウェアとバイオテクノロジーにより持続可能な農業の実現を目指す「AGRI SMILE」が7.5億円調達
2023年9月6日、株式会社AGRI SMILEは、総額約7億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AGRI SMILEは、農業協同組合(JA)とのパートナーシップのもと、ソフトウェ…
受付から終了まで30分で完了する脳ドック「スマート脳ドック」などを展開する「スマートスキャン」が13.7億円調達
2022年4月11日、スマートスキャン株式会社は、総額13億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スマートスキャンは、脳ドックのWeb予約サイト「スマート脳ドック」や、脳ドック専用の…
点群データの自動モデリングツール「Modely」など開発の「DataLabs」が1.3億円調達
2022年2月16日、DataLabs株式会社は、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 点群データの自動モデリングツール「Modely(モデリー)」(3月末リリース予定)や、…
歯科技工物のCAD設計・デジタル製造サービス「エミウム 技工センター」を展開する「エミウム」が2.6億円調達
2022年12月14日、エミウム株式会社は、総額約2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エミウムは、歯科技工物のCAD設計・デジタル製造サービス「エミウム 技工センター」を展開し…
中重度障害者に特化した就労支援サービスを展開する「リハス」が資金調達
2024年9月24日、株式会社リハスは、資金調達を実施したことを発表しました。 リハスは、医療や介護が必要な中重度障害者に特化した就労支援サービスを展開しています。 医療福祉専門職の社員を有し、専門職…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集