注目のスタートアップ

子ども向けプリペイドカード「シャトルペイ」展開の「シャトル」が5.5億円調達

company

2022年7月6日、シャトル株式会社は、総額約5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、「シャトルペイ」を正式リリースしたことも併せて発表しました。

「シャトルペイ」は、子ども向けプリペイドカードサービスです。

Mastercard加盟店で利用できる子ども専用のプリペイドカードを発行し、親と子どもはそれぞれに最適化されたアプリで利用状況を管理できるサービスです。

子どもはお小遣い管理などを通してお金の使い方や管理などの習慣を身につけられます。

また親は、子どもの買い物や貯金の履歴を確認し、日常の様子を知ることができます。

プリペイドカードへのお金のチャージについては手数料無料ですぐに送金できます。また、定期送金機能によりお小遣いを定期的に渡すことも可能です。

今回の資金は、サービス開発とマーケティングに充当します。

日常の連絡手段や勉強のために子どもにスマートフォンやタブレットを持たせる家庭が増加しています。

これにより多くの子どもがインターネットにアクセスできるようになり、子どもによってECサイトの利用・アプリの購入・アプリ内課金などが行われるようになっています。

お小遣いの範囲であればネットショッピングやアプリの購入などを認めている家庭もあると思いますが、子どもはクレジットカードを持っていないため、決済の際にクレジットカードを一時的に貸すことになります。

しかし貸したクレジットカードで高額な課金などをされてしまうといった問題が起きることもあります。

カードを貸さないという手もありますが、コンビニでは現金で購入できる専用のプリペイドカードが売っているため、これでスマホゲームなどに課金してしまった場合、親はお金の使い道を把握することができません。

こういった背景から、子どもでも持つことが可能で、親が履歴や送金を管理できるプリペイドカードの需要が高まっています。

また、国内はお金に関する教育が遅れているため、子供向けプリペイドカードにお金に関する教育を促進するような機能が搭載されることも増えていくと予測されます。

クレジットカードは企業においてもさまざまな役に立つもののひとつです。「冊子版創業手帳」では、法人カードの活用法や、おすすめのカードについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ お金 シャトル シャトルペイ プリペイドカード 子ども 教育 株式会社 管理 資金調達 金融
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

マルチモバイル決済プラットフォーム「elepay」などを手がける「ELESTYLE」が10億円調達
ELESTYLE株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ELESTYLEは、マルチモバイル決済プラットフォーム「elepay」と、モバイルアプリケーションSaaS「OneQR」を開発・提供…
電気自動車充電サービス「WeCharge」提供の「ユビ電」が4億円調達
2022年4月4日、ユビ電株式会社は、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ユビ電は、電気自動車充電サービス「WeCharge」を提供しています。 充電ごとの電気量・料金を計測できるEV…
農産物の生産から販売までを一気通貫で展開する「株式会社日本農業」が融資により19.8億円調達
2025年2月17日、株式会社日本農業は、融資により総額約19億8000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本農業は、日本の農産物の生産から販売まで一気通貫で展開しています。 生産性向上や…
セカンドホームのサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」展開の「Sanu」が「ケネディクス」から6億円調達
2022年2月22日、株式会社Sanuは、ケネディクス株式会社から約6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Sanuは、セカンドホームサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」を…
宇宙機開発事業などを手掛ける「PDエアロスペース」が1億円調達
2020年4月15日、PDエアロスペース株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 高度100kmに到達可能な「完全再使用型サブオービタル宇宙飛行機」の開発や、航空宇宙、自動車、I…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集