注目のスタートアップ

データ分析SaaS「Sales Rush Board」を提供する「Srush」が1.8億円調達

company

2022年7月4日、株式会社Srushは、総額1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Srushは、データ分析SaaS「Sales Rush Board」を提供しています。

連携データを選択し、テンプレートから見たい分析を選ぶだけで、誰でも簡単にグラフを作成しデータ分析ができるサービスです。

CRM・SFA・ビジネスチャットなど700種類以上のツールと連携しており、クラウドサービス、ソフトウェア、自社システムのCSVデータ、エクセルのKPI管理データなどが一瞬で連携されることを特徴としています。

今回の資金は、「Sales Rush Board」の開発強化、サービスの販売拡大、人材採用の促進に充当します。

データ分析は、マーケティング、営業、業務効率化、新商品開発など、ビジネスにおけるさまざまなシーンで重要となる作業です。

近年はクラウドサービスの普及もあり、詳細かつ高品質なデータを多く取得できるようになっており、このデータを活用したデータドリブンな意思決定の重要性が高まっています。

それぞれのクラウドサービスには、取得したデータを分析するための機能やレポート機能が備わっていることが多いのですが、ツール・サービスを跨いだデータ分析を行うためには、エクセルやスプレッドシートといった表計算ソフトを使うしかないこともあります。

表計算ソフトは長年使われてきたツールであり、使い勝手や機能などに馴染みのある人は多いかもしれません。しかし、表計算ソフトは大量のデータを扱うことに最適化されていないため、動作が重くなったりなど多くの無駄が発生しています。

また、表計算ソフトによるデータ分析は基本的にすべて手作業となるため、「Sales Rush Board」などのデータ分析SaaSを導入し、表計算ソフトによるデータ分析そのものから抜け出すことが重要です。

株式会社Srushのコメント

このニュースを受けまして、株式会社Srush 代表取締役 樋口海氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

開発強化、販売拡大、人材採用の強化を図る予定です。

・今後の展望を教えてください。

データ分析をもっと簡単に思い通りにというプロダクトビジョンに沿った形で、ユーザがもっと簡単に思い通りにしたい分析が実現出来るプロダクト開発を行なっていく予定です。

直近は我々が目指す30年以上イノベーションが起きていないエクセルを置き換えるための機能になるかと思います。

・読者へのメッセージをお願いします。

データ分析でお悩みの皆様、お気軽にSrushまでお問い合わせください。

データドリブンな経営を実現するためには、自社に最適なクラウドサービス・ツールを選定して導入する必要があります。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューし、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ CRM SaaS Sales Rush Board SFA Srush データ データ分析 株式会社 資金調達 連携
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「自然電力」が共創投資プラットフォーム「自然ファンド」を設立
2019年12月13日、自然電力株式会社は、「自然ファンド(SHIZEN Fund)」を設立することに合意したことを発表しました。 これは、自然エネルギー発電所の開発や、保有・運営事業への共創投資プラ…
難治性疾患に対する抗体医薬品を開発する大阪大学発創薬ベンチャー「ペリオセラピア」が3.6億円調達
2023年10月30日、ペリオセラピア株式会社は、総額3億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ペリオセラピアは、難治性疾患に対する抗体医薬品を開発する大阪大学発の創薬ベンチャー企業…
自身のタスクに特化したAIエージェントを構築できるサービスを開発する「Emiria」が資金調達
2023年9月20日、株式会社Emiriaは、資金調達を実施したことを発表しました。 Emiriaは、独自の知識を持つチャットAIを簡単に構築できるサービス「Emiria」を開発しています。 ユーザー…
モビリティのシェアリングプラットフォーム「HELLO CYCLING」「HELLO MOBILITY」などを展開する「OpenStreet」が「伊藤忠エネクス」と資本業務提携
2023年4月27日、OpenStreet株式会社は、伊藤忠エネクス株式会社と、資本業務提携したことを発表しました。 OpenStreetは、自転車のシェアリングプラットフォーム「HELLO CYCL…
ショートドラマアプリ「BUMP」を運営する「emole」が8.5億円調達
2025年3月28日、emole株式会社は、総額8億5000万円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は11.6億円となります。 emoleは、1話1分から3分のショートドラマを…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集