注目のスタートアップ

クラウド決算開示管理サービス「Uniforce」提供の「start-up studio」が「エアトリ」と資本業務提携

company

2022年6月30日、株式会社start-up studioは、株式会社エアトリと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

start-up studioは、クラウド決算開示管理サービス「Uniforce(ユニフォース)」や、BPO代行業務、社外CFO業務、IPO支援業務を展開しています。

エアトリは、航空券の比較・予約やツアーの予約ができる総合旅行サイト「エアトリ」や、訪日旅行事業、Wi-Fiレンタル事業などを展開しています。

今回の提携により、エアトリが培ってきたIPOに関するノウハウをstart-up studioの事業開発に活かし、市場ニーズの可視化につなげていきます。

上場企業には、決算報告書によって経営成績や財務情報を公表する義務があります。これを決算報告書の開示義務といいます。

決算報告書は税務署に対する報告と投資家に対する情報提供を兼ねています。そのため決算報告書を作成・開示する業務である開示業務は重要な業務のひとつとなっています。

開示業務はタイトなスケジュールであることが多く、さらに正確に行わなくてはならないため、高度なスケジューリングが求められます。

また、年度ごとに適用される新しい会計基準や法令に沿った開示が求められるため、専門的な知識を持った人材が必要となります。そのため開示業務は属人的な業務となりやすく、退職などで人手不足になってしまうことがあります。

近年はガバナンス・コンプライアンスの徹底が重視されているということもあり、開示業務の重要性が増しています。そのため「Uniforce」などのクラウドサービスを活用し、効率化と正確な業務の遂行を図ることが重要となっています。

企業には、決算報告書の開示義務だけでなくさまざまな義務があります。健全な経営のためには法律をよく理解しておくことが重要です。累計発行部数200万部を突破した「冊子版創業手帳」では、企業にまつわる法律やその注意点などを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ IPO IR start-up studio Uniforce エアトリ クラウド ユニフォース 一元管理 効率化 株式会社 業務効率化 決算 決算開示 管理 資本業務提携 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
事業計画書とは?書き方の18ステップやメリットを解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

国産農産物の輸出や品種保護事業を展開する「日本農業」が8億円調達
2019年11月26日、株式会社日本農業は、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 現在、タイ、インドネシア、フィリピン、香港、台湾を中心とした東南アジア諸国に、主にリンゴを輸出していま…
クラウド録画サービス「セーフィー」が新型コロナ対策支援パッケージの無料提供を開始
2021年1月19日、セーフィー株式会社は、「Safie Pocket2(セーフィー ポケット2)」を2カ月間無料で利用できる新型コロナ対策支援パッケージの提供を開始したことを発表しました。 セーフィ…
中途採用のスキルチェックテストサービスを開発する「Mierba」が5,000万円調達
2022年12月14日、株式会社Mierbaは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Mierbaは、中途採用のスキルチェックテストサービスを開発しています。 中途採用において、…
消費電力を削減する半導体技術「NanoBridge」を保有する「ナノブリッジ・セミコンダクター」が1.3億円調達
2022年7月21日、ナノブリッジ・セミコンダクター株式会社は、総額約1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ナノブリッジ・セミコンダクターは、2019年9月にNECの研究者が設立…
植物由来の環境配慮素材「PlaX」を製造・販売する「Bioworks」が4.15億円調達
2024年1月18日、Bioworks株式会社は、総額4億1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Bioworksは、植物由来の環境配慮素材「PlaX(プラックス)」の製造・販売、 サ…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集