注目のスタートアップ

メタバースプラットフォーム「XR CLOUD」展開の「monoAI technology」が阪急阪神ホールディングスから資金調達

company

2022年6月30日、monoAI technology株式会社は、阪急阪神ホールディングス株式会社が2021年4月に設立したコーポレートベンチャーキャピタルファンド「阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合」から資金調達を実施したことを発表しました。

バーチャル空間構築プラットフォーム「XR CLOUD」、ゲーム開発事業などを展開しています。

「XR CLOUD」は、大人数同時接続可能なバーチャル空間を提供し、バーチャル空間のビジネス活用を支援するサービスです。

商談展示会・パブリックビューイングなどのイベント、オフィス・学校などにおける新たなパブリックスペースとして活用できます。

阪急阪神HDグループとは以前から協力体制を整え、阪急甲子園球場を3DCGで再現したバーチャルビジネス展示会「デジタル甲子園」や、バーチャル音楽ライブイベント「JM梅田ミュージックフェス(β)」など、さまざまなメタバース事業に取り組んでいます。

2022年7月23日(土)~8月21日(日)には、「JM梅田ミュージックフェス2022 SUMMER」の開催を予定しています。

2021年10月28日、Facebookはメタバース事業に注力していく姿勢を示し、社名をMeta(メタ)に変更しました。これによりメタバースはバズワードとなり、さまざまなプレイヤーの参入が相次いでいます。

メタバースとは、ユーザーに幅広い体験を提供する仮想空間(バーチャル空間)のことです。

単なるバーチャル空間のことをメタバースと呼んでいる例もありますが、より自由で大規模なバーチャル空間をメタバースと呼び区別しています。

新型コロナウイルス感染症の流行により、企業ではオフラインでの商談会といったイベントの開催が難しくなり、バーチャル空間でのイベントの開催が注目されました。

バーチャル空間でのイベントは、場所・天候を問わずに参加可能であること、現実空間では不可能な演出ができることなどがメリットであり、今後コロナが収束したとしてもイベントの性質によって使い分けられていくと考えられます。

メタバースはこのバーチャル空間の可能性をより広げるものであり、VRデバイスの普及と5Gの社会実装により、より身近な存在となっていくと考えられています。

展示会は企業と来場者がコミュニケーションをとれる貴重な場です。「冊子版創業手帳」では、展示会の活用方法について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ 3DCG monoAI technology M梅田ミュージックフェス VR XR XR CLOUD イベント スペース デジタル甲子園 バーチャル バーチャル空間 ビジネス プラットフォーム メタバース 支援 株式会社 活用 資金調達 阪急阪神ホールディングス 音楽ライブ
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

生産者と外食産業をつなぐSNS&仕入れアプリ「フレマル」がリリース
2021年6月21日、株式会社スマイルファームは、「フレマル」を2021年6月18日にリリースしたことを発表しました。 「フレマル」は、生産者と外食産業をつなぐ食の総合プラットフォームです。 生産者は…
マルチモバイル決済プラットフォーム「elepay」などを展開する「ELESTYLE」が「三井住友カード」と資本業務提携
2024年3月4日、ELESTYLE株式会社は、三井住友カード株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 モバイル決済ソリューションを中心としたFintechの領域の推進における協業につ…
テクノロジーと専門家をかけ合わせた会計事務所を運営する「SoVa」が2.8億円調達
2024年8月21日、株式会社SoVaは、総額約2億8000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SoVaは、テクノロジーと専門家をかけ合わせた新しい形の会計事務所「SoVa」を運営しています…
インハウスAI動画編集クラウド「Video BRAIN」など提供の「オープンエイト」と「凸版印刷」が業務提携
2020年11月27日、株式会社オープンエイトは、凸版印刷株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。 オープンエイトは、インハウスAI動画編集クラウド「Video BRAIN」や、動画自動生…
AIで最適な旅行先を提案「AVA Travel」のβ版リリース 運営元が4,000万円調達
2019年8月8日、AVA Intelligence株式会社は、4,000万円超の資金調達を実施したことを発表しました。 また、AIがユーザーの性格や条件などをもとに旅行先を提案するサービス「AVA …

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集