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2022年6月23日投資家と資産運用アドバイザーのマッチングサービスを開発・提供する「アドバイザーナビ」が1.4億円調達 「M&Aベストパートナーズ」と資本業務提携

2022年6月23日、アドバイザーナビ株式会社は、総額約1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
また、株式会社M&Aベストパートナーズと資本業務提携契約を締結したことも併せて発表しました。
アドバイザーナビは、富裕層と資産運用アドバイザーのマッチングサービス「Wealth Adviser Concierge」、投資家と資産運用アドバイザーのマッチングプラットフォーム「わたしのIFA」を開発・提供しています。
今回の資金は、投資家と資産運用アドバイザーをマッチングするプラットフォームの開発、マーケティング、人員拡充に充当します。
M&Aベストパートナーズとの提携では、M&Aで売却を行った企業オーナーに対して、資産運用アドバイザー選びを手伝うサービスにおける連携を強化します、
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資産運用アドバイザー(IFA, Independent Financial Advisor)とは、独立したファイナンシャルアドバイザーのことです。
特定の証券会社に所属していないため、顧客に対して中立な立場で資産運用に関するアドバイスを行うことを特徴としています。
アメリカは個人の資産形成に対する意識が高いため、IFAは医者・弁護士と並んで社会的信用度の高い職業となっています。
IFAは日本においては認知度が低かったのですが、資産形成の重要性が高まったことによりIFAの数が増え、認知度も高まっています。
資産形成の重要性が高まっているのは、預金だけで資産を増やすことは難しい状況や、公的年金の支給水準が2割減るとの試算が公表されたことが背景となっています。
一方で、日本証券業協会の「2021年度 証券投資に関する全国調査(個人調査)」によると、株式や投資信託を購入しない理由では、「知識を持っていない」という人が約20%、「ギャンブルのようなもの」だと思っている人が株式では約24%、投資信託では約17%であり、また「興味がない」という人が5割以上存在しています。
そのため資産形成に関して気軽に相談できたり、的確なアドバイスを受けられるような環境が求められています。
企業経営でも先を見据えた資金の運用・管理は重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。
カテゴリ | 有望企業 |
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