注目のスタートアップ

小売チェーン向け来店予測・需要予測サービス「アスシル」などを提供する「ipoca」が2.2億円調達

company

2022年6月6日、株式会社ipocaは、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ipocaは、スーパーマーケット向けマーケティング分析サービス「ミセシル」、小売チェーン向け来店予測・需要予測サービス「アスシル」を提供しています。

「アスシル」は、スーパーや小売チェーン向けの来店人数予測・需要予測サービスです。

GPSデータを活用することで、自店舗の商圏内にある競合店舗の来店人数・売上の予測を可能としています。

2022年6月に、「アスシル」の第2弾サービスとして、「アスシル-来店人数予測サービス」をリリースする予定です。

今回の資金は、新たなサービスの開発に充当します。

需要予測とはその名の通り、提供するサービスやプロダクトの短期的・長期的な需要を予測することです。

需要予測は、仕入れ、生産、販売、人材配置など幅広い計画に関わってくるものです。需要予測の精度が良くなればなるほど損失の少ない計画を立てられるため、高精度の予測は非常に重要です。

一方で需要予測は高度な経験や技術が必要であり、その業務は属人的になりがちです。人材不足にある業界では、こういった属人的な業務を標準化し、誰にでもできるような仕組みにする必要があります。

近年はAI技術の進展により、データ分析は大きく精度が向上しました。

需要予測においてもAIを搭載したシステムやツールが数多く登場しており、需要予測に課題を抱える店舗に貢献しています。

また近年はSDGsの推進もあり、食品ロスの削減に取り組みたい事業者も増えています。スーパーマーケットでは10%が食品ロスとして廃棄されているため、高精度な需要予測をすることでロスを削減することが可能です。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ipoca アスシル サービス スーパー スーパーマーケット チェーン データ マーケティング ミセシル 予測 分析 売上 小売 小売業 店舗 株式会社 資金調達 需要
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

お金の相談マッチングプラットフォーム「お金の健康診断」など運営の「400F」が12億円調達
2022年10月25日、株式会社400Fは、総額12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 400Fは、お金の相談マッチングプラットフォーム「お金の健康診断」や、お金の悩み・疑問を解決するWeb…
太陽光発電システムの第三者所有サービス「シェアでんき」提供の「シェアリングエネルギー」が資金調達
2020年10月29日、株式会社シェアリングエネルギーは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ENEOS株式会社です。 シェアリングエネルギーは、個人向けの太陽光発電システムの第三者所有…
ブロックチェーンを活用した次世代型ファイルセキュリティシステム「JUGGLE」を提供する「Opening Line」が資金調達
2023年6月5日、株式会社Opening Lineは、資金調達を実施したことを発表しました。 Opening Lineは、次世代型ファイルセキュリティシステム「JUGGLE(ジャグル)」を提供してい…
店舗トラブル解決アプリ「Qナビ」を運営する「グローバー」が3億円調達
2023年4月21日、株式会社グローバーは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 グローバーは、店舗トラブル解決アプリ「Qナビ」の運営や、店舗・施設におけるメンテナンスのアウトソーシング…
家具・家電のレンタル・サブスクサービス「CLAS」を運営する「クラス」が19.4億円調達
2024年1月24日、株式会社クラスは、総額19億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クラスは、家具・家電のレンタル・サブスクサービス「CLAS(クラス)」、法人向けのオフィス構築…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集