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2022年6月6日国際物流サービスをワンストップで提供する「エフシースタンダードロジックス」に「D Capital」が資本参加

2022年5月30日、エフシースタンダードロジックス株式会社とグループ企業の中外海運倉庫株式会社は、D Capital株式会社が運営する「D Capital 1号投資事業有限責任組合」が出資する特別目的会社の資本参加を受け、D Capitalを資本・事業パートナーとして迎えることを発表しました。
エフシースタンダードロジックスは、アジアをベースとした物流サービスを事業の中核とし、広範なネットワークを構築して顧客のニーズに応える国際物流サービスを一気通貫で提供するフォワーディング事業を展開しています。
ほかに、航空便より安く、船便より速い、中国からの荷物に特化した海上輸送サービス「海上速達便」や、デジタルフォワーディングサービス「D2D」を展開しています。
「D2D」は、中国から日本に製品を輸入する輸入貿易における海上輸入の手続きを簡素化・最適化できる物流サービスです。
海上コンテナ船の輸送サービス、日本国内における輸入通関、配送手配をひとつのプラットフォームで提供しています。
D Capitalが有するキャピタル、ネットワーク、テクノロジーを活用し、日本と世界を結ぶ国際物流のDXを目指します。
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貿易は国と国をまたいだ取引であり、多様な利害関係者(ステークホルダー)が存在するため、非常に複雑で流動的なプロセスになります。
そしてこの取引に関わる情報伝達においては、書類・エクセル・電話・メールなどの多種多様な手段が使われており、非効率的な業務となっています。
その複雑さと関係者が多いことから、効率化を実現するためのデジタル化が難しく、デジタル化が進み始めたのはここ数年の話です。
貿易では、荷主と、航空会社や海運会社など貨物を輸送する業者(キャリア)の間に立ち、国際輸送を円滑に遂行するフォワーダーという事業者が存在しています。
フォワーダーは、キャリアからスペースを買い取りそれを必要とする荷主に再販売するといったことから、荷主に最適な物流の構築、特殊な貨物輸送のサポートといった、貿易全般にかかわる業務を行っています。
この手間がかかる貿易業務をデジタルの力によって効率化したフォワーダーをデジタルフォワーダーと呼びます。
今後、貿易のデジタル化はさらに進み、フォワーダーからこれまでの貿易では考えられないような革新的なサービスが登場する可能性もあります。
デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用し業務効率化を図ることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
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