注目のスタートアップ

医師向け臨床知見コミュニティを運営する「クオトミー」が資金調達

company

2022年6月3日、株式会社クオトミーは、資金調達を実施したことを発表しました。

クオトミーは、医師向け臨床知見コミュニティ「Quotomy(クオトミー)」を運営しています。

医療従事者によって医療論文が投稿され、それに対してコメントを投稿したり、タグから論文を発見することができます。

今回の資金は、新サービス「Eventomy(イベントミー)」の構築とマーケティング活動に充当します。

「Eventomy」は、医師向けイベントのポータルサイトで、イベント名や、出演者、診療科、テーマなどで探すことができます。

医学では日々新しい研究成果が発表されたり、過去の論文が発掘され、医療に新たな知見が提供されています。

そのため医師は現場で医師として働きながらも、より良い医療を提供するために勉強が欠かせません。

論文を検索する際には、アメリカ国立医学図書館が提供する、生命科学と生物医学に関する論文の要旨を検索できるサイト「PubMed」を利用している医師も多いでしょう。

しかし「PubMed」は基本的に英語のサイトであり、膨大なデータベースであるため特定の論文を探したい際には検索するキーワードの選定が非常に重要になります。

クオトミーは、この医師の自己研鑽を支援するため、臨床知見コミュニティ「Quotomy」を運営しています。

また医師は論文だけでなく、学会などのイベントに参加することでも新たな知見を得ています。

そのためクオトミーは、医師向けイベントのポータルサイト「Eventomy」も同時に提供することで、医師の研鑽を全面的に支援する体制を構築することを目指しています。

成功できる起業家になるためには、やはり勉強が欠かせません。「冊子版創業手帳」では、成功している起業家のインタビューを多数掲載しています。先人の思考やアイデアを知ることは、新たなビジネスの創造に役立つことでしょう。

カテゴリ 有望企業
関連タグ イベント コミュニティ 医師 医療 新サービス 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

月極駐車場管理SaaS「Park Direct」を運営する「ニーリー」が45.7億円調達
2024年8月8日、株式会社ニーリーは、総額45億7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は102億円となりました。 ニーリーは、月極駐車場管理SaaS「…
観測ロケット・超小型人工衛星打ち上げロケット開発・製造の「インターステラテクノロジズ」が17.7億円調達
2021年12月17日、インターステラテクノロジズ株式会社は、総額17億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 観測ロケット「MOMO」と、超小型人工衛星打ち上げロケット「ZERO」を…
D2Cコンタクトブランド「OvE」など展開の「BSMO」がフィリピンの農業系大手「AgriNurture」と農産品の輸出入などで業務提携
2021年11月11日、株式会社BSMOは、AgriNurture, Inc.(本社:フィリピン・マニラ)と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 今回の提携は、輸出入等中心とした包括的な事業の…
VR事業など展開の「アビックシステム」とダンスのオンラインレッスンサービスなど提供の「だんきち」が資本業務提携
2022年6月15日、株式会社アビックシステムは、株式会社だんきちに出資し、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 アビックシステムは、システム開発事業・IT基盤ソリューション事業、ビジネスソ…
タンパク質の次世代解析技術「AIプロテオミクス」の研究開発と実用化に取り組む「aiwell」が資金調達
2023年6月30日、aiwell株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、北洋SDGs推進2号ファンドです。 aiwellは、タンパク質の網羅的解析技術「AIプロテオミクス」の研…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集