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2022年6月2日100%ヴィーガンコスメブランド「mirari」展開の「Beauty Thinker」が資金調達
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2022年5月31日、株式会社Beauty Thinkerは、資金調達を実施したことを発表しました。
Beauty Thinkerは、100%ヴィーガンコスメブランド「mirari」を展開しています。
「mirari」では、肌タイプや心の変化に寄り添ったセミカスタマイズのスキンケア商品の開発や、肌診断・15分の瞑想音楽・オリジナルラジオ「Dear mi-you」を提供する無料アプリ「my mirari」の開発・提供、公式YouTubeチャンネル「mirari letter」の運営などを行っています。
スキンケア商品としては、「mirari」第1弾としてフェイスマスクを販売し、2022年6月6日から、洗顔後の化粧水と睡眠時の化粧水(スリーピングマスク)の2種類を正式に販売します。
また、代表のカン・ハンナ氏自らが1対1で行うオフラインのカウンセリングイベントの継続的な開催や、「mirari」のコアユーザー向けのクローズイベントなどの開催を通し、ブランドとファンとの密接な関係性を築いています。
今後オフラインだけでなく、オンラインのコミュニケーションを設計していく予定です。
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自社で企画・製造した商品を直接ユーザーに届けるD2C(Direct to Consumer)モデルは、様々な領域に広がりをみせています。
D2Cは、ブランドの世界観・コンセプトを顧客に届けることを重視しているため、SNSでファンを獲得したり、さらに関係を深めるファンマーケティングと相性が良いといわれています。
なかでもコスメブランドは、熱心なファンがつきやすく、口コミで話題が広がっていきやすいため、D2Cにおいて特に成長が目立つ領域となっています。
また、大手企業が作らないようなニッチなプロダクトが注目を集め、大きな成長をするというブランドもあり、今後もこの勢いは続いていくと考えられます。
一方で、大企業がD2Cブランドを立ち上げる例も増えてきたため、スタートアップはマーケティングにおいて資金力で勝負するのではなく、持続的に顧客・ファンが増えていく仕組みを構築することがさらに重要になっています。
Beauty Thinkerは、オフラインイベントの開催によりファンと深い関係を築いていることが特徴的です。今後はオンラインでもファンとの関係を深められるような仕組みを作るとしており、コミュニケーションに重点を置いていることがわかります。
D2Cの盛り上がりもあり、これからのプロダクト開発やマーケティングではインターネットやSNSの活用は欠かせないでしょう。「冊子版創業手帳」では、ネットPRのノウハウや、ネット通販のはじめ方、SNSの活用方法など詳しく解説しています。
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