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介護施設向け医療相談・夜間オンコール代行サービス提供の「ドクターメイト」が10億円調達

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2022年5月23日、ドクターメイト株式会社は、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ドクターメイトは、オンラインでの医療相談サービスと夜間オンコール代行サービスを組み合わせた、介護施設向けサービス「ドクターメイト」を提供しています。

医療相談では、現役医師がオンラインで医療相談を受付、施設の通院負担を軽減しています。

夜間オンコール代行では、介護施設の看護師に代わってドクターメイトの看護師が夜間オンコールの対応を行い、介護施設の業務負担を軽減しています。

また、自治体・病院・消防隊と連携し、救急搬送の迅速化・搬送数減少に向けた取り組みを開始しています。

今回の資金は、病院・自治体との連携の強化や、教育事業などの新規プロダクト開発のための人材採用に充当します。

介護施設には様々な種類がありますが、介護サービスと生活の場を提供する「特別養護老人ホーム」は要介護度の高い人が入居することが多く、看護師が常駐することが義務づけられています。

特別養護老人ホームの看護師の仕事の中で大変なもののひとつが、夜間オンコール対応です。特別養護老人ホームは看護師の夜勤がないところが多いのですが、その代わりに、夜勤の介護士からの電話連絡を受けつける夜間オンコールを持ち回りで受け持ちます。

夜間オンコールを担当する日は精神的にも休まらず、睡眠についても質が悪いということが研究によって明らかになっています。夜間オンコール対応を負担だと感じている看護師も多く、離職理由のひとつとなっているほどです。

ドクターメイトは、人手不足が深刻な介護業界において、看護師がなるべく負担を感じず長く働けるような環境の構築を支援するために事業を展開しています。

人材不足は介護業界に限らず大きな問題となっています。創業期はフットワークの軽い運営が求められるため、事務作業などはアウトソーシングしても良いかもしれません。「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

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